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傷ついた恋より傷つけた恋

「恋愛棚卸し」のワークをやって、過去の恋愛を徹底的に振り返ってみて、傷ついた恋がたくさんあったことを思い出した。そしてそれと同じくらい、「傷つけた恋」もたくさんあったことも思い出した。

*詳しい記事はこちら
「恋愛棚卸し」の心理ワークに挑戦中

あーやばいー気付きたくなかったー!笑

↓ 例えば穏便な例を挙げてみるとこんな感じ。

好きだったけど、音信不通にされて終わった関係があった。その時は「まーこんなもんか」と思ってたけど、実際はすごくすごく傷ついていた(気付きその1)。

その後別の相手と付き合ってすれ違いが続いた時、私から連絡頻度を減らして自然消滅に持ち込んだことがあった。この人はDV気のある人で「上手く逃げた」と思っていたけど、それを別にすれば相手は私のことを好きでいてくれたのは間違いなくて、彼なりに音信不通は傷ついていただろう(気付きその2)。

・・・もしかしたら無意識のうちに、自分が誰かにやられたことを誰かにやってみたのかもしれない。「やられたらやり返す」の法則の正体は、やる側に立ってみないとやられた理由が分からないから、こうやって相手を変えて何かのテーマを学ぶってことじゃないだろうか。


・・・こう書くのはすごく恥ずかしいけど、いつの間にか自分だけがたくさん傷ついたような気になっていた。自分が傷ついたことばかりよく覚えてて、同じくらい傷つけた相手がいたことは、本当に都合よく全部忘れてしまってた。

「私がもっと傷ついたんだから仕方ない」
「このくらいで傷つくなんて許さない」

みたいな気持ちでいたこともあった。
無意識で見下してた相手もいた。
本当にすごく傲慢だった。

エネルギーに敏感になった今は、それがどれだけ男性を傷つけることで、結果として自分を傷つけていたかよく分かる。


・・・「相手を傷つけた」と認めるのは勇気がいる。「めっちゃ傷ついた」「あいつが悪い」「私を分かってくれなかった」と相手を責めて生きる方が、表面上はずっと辛い気持ちが続いているように見えて、実はずっと楽だった。自分の言動や気持ちに責任を取らなくていいから。

でもそこを乗り越えて「相手を傷つけた」と認めてみたら、本当は「傷ついた」でも「傷つけた」でもなくて、ただ共通の傷があっただけだった んだと分かった。

相手にやられたことは、
誰かにやったことがあることで、

誰かにやってしまったことは、
誰かにやられたことがあることで、

あの時感じた気持ちは、
別の時誰かが感じた気持ちで。

そうやってやる側とやられる側の気持ちを両方学ぶけれど、でも実はそれもこれも全部「自分が自分にやってること」で、ただ同じ傷を持つもの同士が出会っただけだった。自分一人では気づけないから、相手が必要なだけ。


・・・結局人は、自分が生まれて持ってきたテーマをしっかり学ぶために、一緒に学んでくれる相手が要る。

生涯通じて一人の相手と学ぶのも、
何人も配役を変えて学ぶのも、
エネルギー的にみたら全く同じこと。

傷ついたことばかりを覚えてる人ほど、傷つけたことを思い出すと、そこに生きやすさのヒントがありそうな気がする。

特に「思い出したくなーい」と思ってる関係にほど、めっちゃ宝が埋まってるから(笑)、恋愛棚卸しのワークは黒歴史が多い人にほどおすすめです♡

一緒にやりたい人はワークショップ作るから待っててね!

いつも読んでくださりありがとうございます!直近でいただいたサポートは、引っ越し先で使う新しいカーテンと木の食器のために、大切に使わせていただきます(2019年3月末現在)。