手を繋ぐ

自分をとことん大切にすると、「大好きな彼」が戻ってくる

元彼はアスペルガー、
私は元うつ病。

5年半付き合って今年3月末に破局、4月上旬には私が家を出る形で完全に決別。

そんな彼に「もう一度付き合って」と言われ返事を保留したものの、曖昧なまま2週間に1度ごはんを一緒に食べる仲になったでござる。

・・・という経緯を、前回の記事に書いていた。

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彼が気持ちを正直に伝えてくれたことは、「なんだ今さらバカか」と思いつつ(思ったんかい)それでも嬉しかった。

だから、私も正直でいようって思った。

怖いけど正直に言おうって、決めてみた。

そして一番最初に正直に言った言葉はね、その後2度目だかに喋ってた時の、

「あのさ、つまんないから私もう帰るね」

だった(爆)。


だって本当につまんなかったんだよ。

私はね!

一緒に熱々のたこ焼きを頬張って「はぁーーーー(⁎˃ᴗ˂⁎)」って言いたいんだ!

彼「なにどうした」
私「あっつい(⁎˃ᴗ˂⁎)」
彼「そりゃ焼きたてだから熱いでしょ(棒読み)」

じゃないっつーの。

「はぁーーーー(⁎˃ᴗ˂⁎)」の一言に「幸せー」「嬉しーい」「美味しーい」「楽しーい」「でもめっちゃ熱いなー」が全部入ってるのがいいんじゃないか!


その言葉を超えた「はぁーーーー(⁎˃ᴗ˂⁎)」を共有できないなら、私はもう知らん。つまんないから帰る!

ってな訳ですよ。


もちろんこれだけじゃなくて、他にも色んなことが私なりに積み重なった結果なんだけど。とにかく我慢できなくなった。

前は「一緒にいれなくなったら嫌だな」って思ってたから、色々我慢もしたし、言葉もかなり彼に合わせてた。

でも今はもう別れてるから、何も怖くない。

たまに会ってご飯を食べるのが続いても続かなくても、私の人生の大部分になんの影響もないし(ちょっとは寂しいけど)。

全く何も問題ない。


それで、険悪になると「もーこれで会えなくなってもいいや」と思って帰るし、その度に「彼もそっちの方がホッとするだろうな」とも思う。

だけど今のところ、そうなると彼は電話をくれてフォローしてくれて、「また会いたい」って言ってくれる。

・・・解せない。


・・・。

彼と別れてから色んな出会いがあって、私は今「一期一会」っていうのをすごく意識するようになった。

全ての人間関係は天与の借り物で、出会えたことや時間を共有できることは、これっぽっちも当たり前のことなんかじゃない。

どんなに「少しでも長く一緒にいたい」と思って努力をしても、人間の意思や言葉で変えられることなんて殆どないよ。

全ては「ご縁」。

人間に寿命があるように、
「ご縁」にも天与の寿命がある。

どんなに延命治療をしたって、それは変えられないことなんだ。

恋人だけじゃなく、友達でも家族でもね。


だから、今この時間を大切に。

「幸せー」って思える相手と、できるだけ大切に過ごすんだ。

相手も「幸せー」って思ってくれて、それを循環させてくれる人だったらもっと幸せ。


彼とも前はちょっとでも長く一緒にいたくて努力しまくったけれど、今はもうそんなことはしていない。

会いたい人と会うし、
やりたいこともやって、
好きな人には好きって言う。

それで会えなくなるなら、その時はその時。

悲しくなっても、その時はその時。

もうそんな私でいいと思う。


彼に言った「つまんないから帰る」も、私を幸せにする正直な言葉だった(笑)。

そうやって自分を大切にするようになったら、あのままの険悪な別れのままで終わらずご飯を食べられてる今が、それはそれで嬉しいなと思うようになった。

「大好きな彼」が、ちょっと戻ってきた。

もう恋愛として発展することはないかもしれないし、先のことは全く分からないけれど、とりあえずこうして前みたいな「アスペな会話」を記事に書けることが、今はちょっと幸せ。

いつも読んでくださりありがとうございます!直近でいただいたサポートは、引っ越し先で使う新しいカーテンと木の食器のために、大切に使わせていただきます(2019年3月末現在)。