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極薄カツカレー&乾燥野菜・・・

 或る公的施設のレストラン。カツ丼やカツカレー、うどんやラーメンなどがあるようだ。連れの希望によりカツカレーを注文することにした。

 食券販売機で2枚を購入。暫くすると、「カツカレーの方〜!」と、厨房からの声が館内に響き渡る。

 トレーにのせられたカツカレーとサラダ。一食600円なので文句は言わないが(実際、言っている)、以下の通り率直な感想を申し上げたい。

1)皿がキンキンに冷えているので、カツカレーが既に冷めている。
2)トンカツは極薄にて冷凍物であり、風味のないもの。
3)ルウには一欠片の小さな肉が申し訳ない程度に転がっている。
4)サラダは乾燥物かと思うほど、ドライ。
5)ナイフやフォークの衛生管理が気になって仕方ない。

 ルウを一口、「ん〜、ヌルい!」。カツを一口、「ん〜、不味い!」。米を一口、「ポロポロで、味がない!」。サラダは手をつけずにトレーを返却。結局、何が旨かったと言えば、セルフで運んできた玄米茶。以前よりも薄くなっているが、熱々な薄茶が心を癒してくれた。

 見掛けは600円の激安カツカレーに見えるが、セブンイレブンなどのコンビニのカツカレーの方が劇的に旨い。如何に公的施設のレストランと雖も、この質はあり得ない。指定管理者制度であろうけれども、「儲けなくてもいいから、安値で!」というシステムは頂けない。

 このような公的施設での「食」のあり方を改善しない限り、学校の給食も然り。体に良いものや栄養価の高いものを提供し、美味しく料理を頂き、皆が感謝するほどのものでなくては、食文化は低迷するばかり。食育の問題以前の話である。

 いやはや、今後の指定管理者制度の大改革に期待するしかなさそうだ。

極薄カツカレー
極薄カツカレーと乾燥野菜

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