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役員から飛んでくる数字の矢に、ビクビクするな。・・・達成できなくても、死ぬことはない。

<上司から飛んでくる数字の矢>

 中間管理職ともなれば、役員から数字の矢が沢山飛んで来ることが想定される。そこで、矢を放つ人間に『秘策』はあるのか、達成する『根拠』があるのかと言えば、皆無である。『言うは易し行うは難し』のいい加減な世界だ。

 矢を放つ役員は特別な神的存在ではないのだから、『肩書失くせば只の人』。それを、偉ぶって、陰湿にも、数字の矢を無闇矢鱈に放つ姿は滑稽で仕方ない。平たく言えば、『尤もらしく見えるだけのパワハラ』であり、残念ながら、そのプレッシャーに心が折れて、病んでしまう人もいる。

 そんな『無策』、『愚策』の役員が首をずらりと揃えているところでは、夢のような『数字の達成』なんぞ不可能なこと。それでも、無慈悲な矢を放つのであれば、言い出しっぺに立派な『お手本』をご披露願いたいものである。どんな『秘策』があるのか、お教え願いたい。

 ところが、どっこい、『秘策』どころか『愚策』ばかりで、職位に溺れた、能無し役員たちのマスターベーションに過ぎない。対面で堂々とその『根拠』も語れず、ビジョンもなく、メールでパワハラ放題の肝っ玉小さな会社役員たち。情けないの、一言である。

 国内外に本店支店があるような大手企業であればいざ知らず、1棟のビルの中で、メールや掲示板主流の、血の通わぬ無機質、無言の情報共有となれば、精神的に病む人が次から次に出てくるのは当然の結果である。

 ここで、一言、心が弱く、心が沈みかけている人たちへ。「数字を達成できなくても、それは貴方一人の責任ではなく、最終的には役員たちに重責がある。また、数字が達成できなくても、死ぬことはないのだからビクビクするな!」と申し上げたい。

 大抵の場合、セクションリーダーに全責任を覆い被せる会社ばかり。采配したのは誰なのか!?その人物及び取り巻きこそが全責任を負うべきである。赤字続きならば、選手交代の前に、監督やコーチ交代が先決だ。

 上司から部下への『責任転嫁』ほど見苦しいものはない。『生産性』は落ちるは、『信頼関係』は失われるはで、魅力のない会社に成り下がってしまう。そんな会社にしたのは、勿論、『責任転嫁』をこよなく愛する能無し役員たちである。

 特に、中小企業においては、中間管理職もその他社員も、常に胸襟開いて『連帯感』を持つことだ。『責任転嫁常習犯』の役員や上司が助けてくれるはずはないのだから。我が身は、皆でしっかり守らなくては、妙な輩の思う壺となる。特に、『依願退職を装う不当解雇』の罠に嵌まらぬことだ。

西田親生の自由に気まま書『連』

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