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取材弁当に行楽弁当・・・

 食材は高級ではないが、何となく食欲をそそる「行楽弁当」。熊本県農業公園カントリーパークへ秋薔薇の取材をする前に食した、取材弁当である。

 貴方ならば、何を一番に箸を付けるのだろうか?筆者はご飯が大好きなので、中央の栗おこわをと思ったが、右下の卵焼きが邪魔をしていたので、最初に卵焼きに箸を付けた。

 このタイプでいつも残してしまう惣菜は海老が多い。殻を剥くのが面倒であり、海老の匂いがカメラやレンズに付くのが嫌ななので、敬遠してしまう。しかし、今回はちゃんと剥いてあるので食べやすそうだ。

 次に箸を付けたのは、シャケである。そうなると白ごはんが欲しくなる。シャケはほとんど骨がなく食べやすい。小さなシャケだが、白ごはんがなくなった。

 次にミートボール、それから根菜類の煮物や鶏の唐揚げ、トンカツなどを食べて行き、それから栗ご飯に箸を付けた。

 優しい味のエビチリ、甘い豆に続いて酢の物で終了。気づけば、やはり海老を残している。更に、その下にある惣菜も手付かずのままである。

 七百円少々の値段だが、完食後の満足度は60点。「行楽弁当」と書いてある割には、テーマがはっきりと見えず、ごった煮状態に感じるのは否めない。

 ただ、ランダムに配置された九枡は、いつ見ても面白い。弁当箱自体のサイズが小さいので、可能なら、手前三枡にご飯三種を詰めて、上の二列を鮮やか色の美しい盛り付けならば、もっと素敵な「行楽弁当」になりそうな。

リーズナブルな行楽弁当

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