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急変するニューノーマル時代

 博多に住む、近しい親戚の中で、コロナの犠牲になった。脳梗塞を患い、3日後にやっと退院と決まったおめでたい日のPCR検査で陽性。どんなに悔やんでも悔やみきれない、院内クラスターにより、暫くして絶命に至った。丁度1年前だったか、電話で声を聞いたきりで、何年も会うこともなく・・・。

 他人事では済まされぬ新型コロナウイルス感染の急増は、ニューノーマル時代と言葉では簡単に表現できるものの、実際、プライベートもビジネスも、先ずは接触しないを大原則に、慎重な行動を採る必要がある。夜中に呑みに行かなくても死ぬはずもないが、どうしてもデベソさんは出てしまい、感染する。

 細かいことに言及すると、取材で外出して、取材地がどんなに広々としているとしても、近場のコンビニやその他施設のトイレ利用には、かなり気を遣うようにしている。トイレでは、どこもかしこも消毒してから利用することが肝心だ。清掃及び消毒を怠っているトイレは、避けた方が大事に至らぬ可能性は高い。

 オミクロン株が重篤化しないと油断をしている内に、とうとう高齢者の死亡者数が急増している。時には若年の死亡も報告されているが、感染者の年齢層は、10代、20代が圧倒的に多いと言うのが怖い。危機感が生ぬるいのか欠如しているのか、コロナ感染を見くびっている。非常に危険な状況であるとしか言えない。

 これからのビジネスでは、打ち合わせや契約などは、殆どがデジタルで処理することになってしまう。打ち合わせは、ZOOMのようなビデオ会議システムを使い、契約はデジタルPDFファイル(デジタル印付き)の契約へ。よって、今まで以上に意思の疎通を図り、信頼を高める工夫が重要課題となってくる。

 また、ネット世界の膨張は凄まじい勢いを維持している。旧メディアにおいては、特に、電波媒体の視聴率など信用に値しないのではないかと、懐疑的になってしまう。また、紙媒体も旧態依然とした情報発信では、ネットメディアの拡散力と比較すると、全く歯が立たない状況に追い込まれてしまった。

 SNSの隆盛により、個人的な情報発信が拡散を呼び起こし、特に、インフルエンサーの台頭で、旧媒体よりも社会全体への影響力が目立つようになった。勿論、その情報の信憑性やエビデンスの確認は必要だが、全媒体、全デバイスの中では、スマホが生活に一番近い存在として日々進化しているという流れである。


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