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最近、歴史の歪曲やら独裁者の神格化やら、お伽噺が多いこと、多いこと!

 ヨーロッパのお隣では、気が狂ったかのように、平穏なる主権国家を侵略し、惨殺を繰り返している独裁国家がある。しかし、甚大なる被害を受けている側の国家が悪者で、自らは侵略され危機的状況にあると虚言を吐き散らす。立場が悪くなると、さっさと口封じに転じ、挙句の果てには『核』を持ち出し、『ゆすり』と『たかり』の常套手段に出る。

 アジアでは、多民族国家であるにも拘らず、少数民族を地上から抹殺する暴挙を繰り広げる独裁国家もある。重大事故が発生すれば、証拠隠滅のために列車ごと乗客を土中に生き埋めにしたり、発展途上国(弱者)を助けるジェスチャーにて、最終的には法外な借金を負わせ、水面化ではそっと恫喝し、ソフトタッチの侵略を進めている。

 戦勝国として、国連の常任理事国として、独裁国家二国は、『グローバルスタンダード』を無視し、『恥ずかしさの境界線』を堂々と逸脱し、素知らぬ顔して『蛮行』を繰り返すばかり。自称『大国』とプライド高き独裁国家二国だが、歴史を歪曲し、自らの都合の良いように解釈、許し難き『蛮行』の正当化にこじつけるのに必死のご様子。

 そこまで過去にワープして意味不明な権利権限の主張を繰り返したいのであれば、百歩譲って、その論理に基づきシミュレートすることに。一例として、チンギスハンやフビライハンの時代へ遡及すれば良い。因みに、その時代は、全てはモンゴル帝国の領土になっている訳で、現在の独裁国家二国とも、早々にモンゴルへ領土を無血で渡しても、何の問題もないはずだ。

 独裁者は、証拠となる録音データや動画をズタズタに切り裂き、自らの都合に良いものだけを繋ぎ合わせ、プロパガンダに使用する。歴史を歪曲することにのみに専念しているからこそ、結果的に筋の通らぬことになってしまう。しかし、自らの論理展開が危うくなると、また、嘘の上に嘘を塗りつけ、『パッチワーク戦術』にひた走る。

 因みに、以下の『モンゴル帝国の成立』のマップをご覧いただければ、非常に面白いことが読み取れる。何と、現在のモスクワも北京も、その帝国の領土の中にスッポリと入っている訳だ。

 さて、現在の独裁者たちはこれを見て、何と言い訳するのだろうか!?

 話は変わるが、チンパンジーは自分の糞を敵視した者へ投げつける習性があるが、それと全く同じことをしているのが、現在の独裁者たちである。周囲から鼻つまみモノにされるのは当然だが、国連における『拒否権』だけで、何とか首の皮一枚を死守しているようで、洒落にもならない。

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