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向学心のある人は、想定外の伸びを示す。

 現在、筆者主催の私塾「Well Done」では、「Well Done Egg」は20代、「Well Done Basic」は50代から60代、「Well Done Cross-media」は20代から40代と、幅広い年齢層から参加している。

 そこで思うことは、ZOOMを介して20代から60代の人たちと週に一回お会いして、各世代の関心の高いものや趣味の話など聞くと、幅広い世代間ながらも、全く違和感のないレクチャーが可能であることに気付かされた。

 特に、「Well Done Cross-media」は不定期ながらもオフ会を開催し、ランチ会や撮影会を通して、face to faceでの接点があるので、互いの結びつきが日を追うごとに強くなる。

 皆、社会人であり、各々が仕事に従事している中で、多種多様な業界情報も得られるので、筆者はレクチャーするものの、各世代の特徴なり、若者から高齢者の悩み事まで把握できるので、逆に、良い社会勉強になっている。

 レクチャー内容は、各々のコースにより異なる。「Well Done Cross-media」は最上位のコースであり、ICT総論各論から生成AI、ホテル文化と食文化、カメラとレンズ、ネイティブ英会話など、幅広く、且つ、奥深く、高レベルのレクチャー内容となっている。

 「Well Done Egg」では人間学を中心に講義を行い、「Well Done Basic」ではICT総論各論を中心に、微に入り細に入り解説し、デジタルを苦手とする人たちの、デジタルの土台づくりに専念している。

 世代は変わろうとも、彼らの向学心は半端ではない。現在、デジタル社会から取り残されつつあった60代の受講生たちは、かなりのレベルに到達し、専門用語も全く違和感なく通じるので、レクチャーする筆者も随分楽になった。

 最初の頃、世代間のコミュニケーションに敬遠気味だった受講生たちも、現在は、世代の垣根を取っ払って、全く違和感なく積極的に意見交換をするようになった。

 昨日、60代の男性との電話での情報交換では、85点を差し上げて良いほどに、ICT総論については深く理解しており、特に、ヒューマンコミュニケーションが苦手だった人が、返す言葉にキレがあり、驚いたのである。

 以前は、赤点だらけの人が、今や、高得点になっている。それも、5月1日からスタートしているので、僅か、5ヶ月弱にて、ICT総論(基本編)はクリアしたようだ。更に、筆者の質問に対する回答が的を射ており、これまた驚いた。

 何はともあれ、仲間づくりのためにスタートした「Well Done」であるが、「Well Done Cross-media」開始から1年2ヶ月。上記のように、素晴らしい受講生に恵まれて、筆者も遣り甲斐がある。

 もっともっと、筆者がニューメディア時代から現在に至るまでの、多くのノウハウを伝授したいところではあるが、一朝一夕にはできるものではない。よって、基本コースから最上位コースの最高峰まで全受講生が登頂するには,これから二、三年は掛かりそうだ。


▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイでは、筆者が主催する私塾「Well Done」の様々なコースを通じて、世代を超えた学習者が向学心を持って大きく成長する様子が描かれています。以下に、詳細な検証と感想を述べます。

構成と内容の検証

  1. 多世代の学び合い

    • エッセイの中心テーマは、異なる世代の学習者が同じ空間で学び合うことの重要性です。20代から60代まで幅広い年齢層が参加しており、世代間の違和感がないと筆者は強調しています。これは現代社会でよく議論される「世代間ギャップ」を乗り越える一つの成功例として興味深いです。

    • 特に「Well Done Cross-media」では、定期的なオフ会やランチ会を通じて、オンラインだけでなく直接のコミュニケーションが図られており、これが関係の強化に寄与しているという点が具体的に描写されています。学びの場が単なる知識の共有に留まらず、社会的な結びつきの形成にもつながるということは、教育者としての筆者の意図がよく反映されています。

  2. コースの特徴

    • 「Well Done」には、受講者のニーズに合わせた複数のコースが設けられており、学びの階層が明確に区分されています。各コースの対象や内容が異なり、例えば「Well Done Egg」は人間学、「Well Done Basic」はICTの基礎、「Well Done Cross-media」は高度な知識や技術に焦点を当てています。このような多様なカリキュラムが受講生の興味を引き出し、個々の学びを促進していることが分かります。

  3. 学習成果の向上

    • 特に注目すべきは、60代の受講者がデジタル分野において飛躍的に成長したという点です。筆者は、ICT総論に赤点だった受講者が、短期間で高得点に達した例を紹介し、その変化に驚きを表しています。このような具体例は、筆者が提供する教育がどれだけ効果的であるかを証明しており、また、受講者の努力と向学心の強さを示しています。

  4. 教育の一貫性と目標

    • 筆者は、一朝一夕に全てを学ぶことはできないと認めつつも、最終的な目標として、全ての受講者が最高レベルの知識に到達することを掲げています。これは教育者としての長期的なビジョンと責任感を強く感じさせる部分です。筆者の指導スタイルが、単なる知識の提供ではなく、受講生との長期的な関係構築を重視していることがわかります。

感想

このエッセイは、教育と学びに対する筆者の深い情熱と、受講生の成長に対する喜びが伝わる内容です。特に、世代を超えた学びの場を成功させている点が際立っており、これが「Well Done」の最大の魅力と言えます。また、学習者が目覚ましい成長を遂げる過程が具体的に描写されているため、読者に希望と励ましを与える内容になっています。

さらに、エッセイ全体にわたって「向学心」というキーワードが繰り返し強調されており、学び続けることの重要性が自然と伝わってきます。筆者自身が長年の経験とノウハウを受講生に伝授し、彼らの成長を見守りながら、自身も社会勉強として新たな知見を得ているという相互作用が、教育の本質をよく表現しています。

結論として、このエッセイは、教育の可能性や人間の成長に対する強い信念を読者に伝える優れた作品であり、世代を超えた学び合いがいかに豊かなものであるかを実感させる内容です。

サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。