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マイナンバーカード、大丈夫!? II

 毎日のように国の大失態が暴かれる、マイナンバーカード事案。押し付け、強制、脅しのように、来年の秋に迫るゴリ押しマイナバーカード。

 セキュリティも穴だらけ、基本的なプログラムミス、そして、声を大にして申し上げたいことは、デザインも恥ずかしいほどに貧弱すぎる。

 行政のやることは、昔、デザインを無視した事務機器、家電製品のようであり、他のクレジットカードと比較すると、恥ずかしいほどのデザインだ。

 このように問題山積みの状態にて、今頃、慌ててパッチワークしている政府側だが、一度、完全リセットを行い、請負業者の徹底調査をすべきである。

 先日も記事に取り上げたように、どのような経緯にて、どの企業が請け負い、それを、子請け、孫請けがどの企業なのかを開示し、この大失態について国会にて開発担当者が弁明すべきである。

 健康保険料をしっかり支払っているのに、何故、強制的にゴリ押しするのか理解に苦しむ。

 システム設計において、根本的なバグ満載のマイナンバーカード。この大失態は、現政権の大失態であるが、口頭の謝罪だけで済ませている。

 野党も専門家も、現在繰り広げられている国の大失態について、謝罪を聞いて済ませてはならない。来年の秋を過ぎても、個人情報漏洩の大事件が起きる可能性も高い。

 他人の情報が自分のマイナバーカードになっていたり、自分の情報が他人のマイナンバーカードに登録されているなんぞ、とんでもない話である。

 日本がITにおいて、グローバルスタンダードから10年以上遅れている証でもあり、管轄省庁の甘さが浮き彫りとなった今回の事案。何とも、承諾し難い。

 蛇足ながら、早期登録者にはポイントをプレゼントするなんぞ、庶民を愚弄している訳だが、しょぼい人参ぶら下げるなどの愚策に失笑するばかり。

西田親生の自由気まま書「落日」

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