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新進気鋭の画家『RYO.U』・・・まったりワンちゃんの油彩。

 初めて画家のRYO.Uと逢ったのは、熊本ホテルキャッスルだった。清々しい青年であった。緻密な論理思考の持ち主で、何事も深掘りする人間だ。

 全くプライベートで逢い、作品を拝見し、すこぶる好感を持ってしまった。食事が遅いことを筆者に断りを入れるところなど、配慮深い人物でもある。

 今年になって二度ほどお会いしたが、非常に正義感が強いが、常に淡々と話す中にも、お人の好さが伝わってくる。

 そんな優しい人が描く絵画は、以下の作品の通り、筆遣いも繊細にて、ワンちゃんの毛並み、ボリューム感、その場の空気感がジワリと伝わる。

 筆者は写真撮影を嗜むけれども、何と言っても、外界が眼球に映り込む瞬間が一番だ。

 入選を果たした作品『DAY DREAM』は、ワンちゃんの安堵感が全体に出ている。更に、金木犀の小さな花々と葉の香りを、ワンちゃんと見る側の人間が共有できるところが素敵なところ。

熊本二紀展 入選作『DAY DREAM』
RYO.U
F100号 油彩

 2番目の作品のタイトルとサイズを聞き忘れたのが筆者らしいが、木製の長椅子に横たわるワンちゃんの警戒心の無さが実に面白い。爆睡しているようだが、半眼なところが、すこぶるリアルだ。

 また、同画家と近い内に会うこともあろうかと。その時は、過去の作品でも沢山送って頂ければ有難い。

熊本二紀展の展覧会で展示
今年初旬に描かれたもの
RYO.U

サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。