マガジンのカバー画像

西田親生の自由気まま書

34
十数年前に或る学校長から勧められて、我流で始めた『書』である。よって、正確には『自由気まま書』と言った方が良かろうと。大したものではないが、当時、4ヶ月間に8000枚ほどの半紙に… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

固定された記事

健康で、元気に、老いて欲しいもの!!!

 母を亡くして、今年12月7日で28年となる。若くして他界したものだ。当時を振り返る度に、祖父母や両親には、少しでも健康で、元気に、医者要らずで老いて欲しいと思うばかりである。  母の死因は、糖尿病による合併症に苛まれ、左眼失明(網膜剥離)から腎機能が低下し、最終的には肺炎を引き起こし、世を去った。  父は86歳まで、ゴルフやら剣道やらを趣味としていたので、医者要らずの『健康老人』として、大往生であったと考える。  ただ、父が叙勲で宮中に行く時に発した言葉が、「父(祖父

D&L Research Inc.のブランド事業を、「Well Done」に統合。

 弊社(since 1990)の多岐にわたるブランド事業(Web支援事業、企業及び個人事業主対象コンサルティング事業、ZOOMセミナー、小冊子出版事業など)を、「Well Done」(よくできました!)という新商品名に統合し、一本化することにした。  よって、各事業には必ず「Well Done」とう名称が頭に付き、例えば、「Well Done Cross-media」、「Well Done ICT Seminar」、「Well Done Hakata Seminar」など、

西田親生@企業戦略コンサルタント

バイオグラフィ  1990年(平成2年)10月1日、新聞社を経て、ディー・アンド・エルリサーチ株式会社を創立。九州でも逸早く本格的なマルチメディア事業を展開。NHK、NHK衛星放送、関西テレビ、九州朝日放送、その他全国のテレビ局レギュラー番組や特別番組のタイトルCG制作を手掛ける。  九州新幹線誘致コマーシャルや、愛媛県FAZ建造物、秩父滝沢ダム、九州国際ハブ空港、大分県瓜生島沈没、チブサン装飾古墳、9万年前の阿蘇カルデラCGシミュレーションや、企業・自治体のテレビコマーシ

庶民を洗脳するための、『質素倹約』!?

 幼い頃から耳にタコができるほど聞かされた、『質素倹約』。これは、『贅沢をせず、慎ましくして、出費を可能な限り少なくする。』と言うことである。  それが、日本国民として賢明なる考え方、模範的生活感だと習ってきたが、はて、一回きりの人生にて、庶民だけが何故に『質素倹約』を植え付けられ強いられるのか。血税にも耐え難きを耐え、お国のために、薄給にて重労働をしなければならないのか。疑問符が無数に脳裏に飛び出してくる。  業種によっては、ホワイトカラーとブルーカラーと勝手に差別化し

『利他の精神』は、世の中を平穏に。『利己の精神』は、世の中を不穏に。

 人と人との接点において、天秤に掛けては、自らの利益ばかりを求める人の方が多いに違いない。よほど神的仏的存在でない限り、『利他』を生涯全うすることは容易くはない。  先ずは、人の立場になってよく考えること。酷く凹み切って困り果てている人を助ける。自らが力不足であれば、知人友人へ救援を頼む。  古き昭和時代と雖も、『向こう三軒両隣』と言い、近所の向かいの三軒、そして我が家の両隣には、独特の『利他の精神』が存在し、互いに困っている時に支え助け合う関係が成り立っていた。  現

詫び状に同情心を煽るような表現は、禁物。

 本日、或る人物から『詫び状』が配達証明にて届いた。過去を振り返り、色んなことを思い出しつつ書き綴っている『詫び状』のようだ。  四枚の直筆の手紙だが、冒頭より『熊本地震』による云々を強調しているところがあり、謝罪内容とは全く次元が異なるものを書いている。  一瞬にして、その人物の心底からの『詫び』であるはずが、台無しになってしまう。  本人は、実情を伝えたいのかも知れないが、主題は『詫び』である。そこに、冒頭から主題が変わると、本来の主題は二の次、三の次へと落ちてしま

『note』を始めたのが、今年の1月。・・・人気も無いのに、良く書いたもんだ。

西田親生の自由気まま書・・・『自覚』

 今回も、お遊びである。『自覚』のない『自覚』。そんな人は、結構多い。  頷きながら、猛省を告げたと思えば、翌る日も同じ失態を繰り返す、『自覚』のない『自覚』の人。  学習能力の欠落とでも言うのだろうか。『いい子ぶりっ子』の人は、大抵、こんな感じだろうと。

西田親生の自由気まま書・・・『小路』

 本日のお題は、『小路』。街中の細い道のこと。  過去において旅行なり転勤先で知ることになる町名や地名など、思い出せば、地域によっては読めない難読文字が沢山あり、実に面白かった。  『小路』という名前のつく町名で、とても響きが良い町名として記憶に残っているのは、『桜小路』であろうか。宮崎県延岡市にある町名である。しかし、京都に行けば、『小路』と名のつく町名は山ほどある。  流石に、北海道や沖縄の地名や苗字は読めないものが多かった。沖縄の或る店主が名刺を手渡してくれる時に

西田親生の自由気まま書・・・『めん匠 頼蔵』

 これは、お遊びで描いた『めん匠 頼蔵』。  丼の中に『う』とも読めるし、『ら』とも読める文字を入れ、うどん屋さんのロゴマークとなっている。  丼の形も、新しいお店として『新月』のイメージとして描いている。もっと、熱々の湯気が出ているようにも考えたが、途中で折れて、止めてしまった。 ※複写転載は厳禁

西田親生の自由気まま書・・・『直視』

 これも、遊び過ぎ。  ただ、自分に都合の悪いこと、苦手なこと、嫌なことと言って、『直視』できない人は、ここ一番の時に大切なものを失ってしまう。  善きも悪きも、『直視』は重要である。

西田親生の自由気まま書・・・『如水』

 筆者の研修会用副読本として、『如水』を1巻〜5巻まで発刊(非売品)しているが、その表紙タイトルを『如水』とした。  皆さんがご存知の通り、『如水』は『上善水の如し』が由来。 意味は、『最高の善は水のようなものである。万物に利益をあたえながらも、他と争わず器に従って形を変え、自らは低い位置に身を置くという水の性質を、最高の善のたとえとしたことば。』(小学館 デジタル大辞泉より)  筆者の十八番は、『人を育てること』。できる人間はそれ以上に、できる可能性のある人間は可能性

西田親生の自由気まま書・・・『土筆』

 ちょっと遊び過ぎだが、『土筆(つくし)』と描いてみた。『つくし』を、『土』から出てきた『筆』とは良く名付けたので、『筆』を何とか『つくし』の形になるように努めたが、やはり、遊び過ぎた。  まだ、『啓蟄』は先の話だが、段々と冬が近づくと、春を欲しがる筆者である。寒さが続く日々があっという間に夢で終わる『冬眠』ができれば良いのだが。

西田親生の自由気まま書・・・『霜』

 急に日本列島が冷えてきた。台風が去った後は、空気も澄み切って、青空も青々としており、雲々の白さも濁りなく美しい。  ところが、冷房から暖房に切り替えなければならぬほど、急に日本列島が冷えてきた。南北3000キロほどの、ひょろ長い日本列島なのに。  四季折々に楽しめる風景、そして食材。しかし、その四季の移り変わりが、非常に曖昧になりつつあるようだ。  近頃の九州は、春が短く、秋は何処にあるのか季節のグラデーションがボケている。九州では、本州の黒部峡谷のような紅葉を見るこ