マガジンのカバー画像

花鳥風月

263
日頃から、ネット事業の素材写真として取材をしていますが、その中で、お気に入りのもの、ちょっと可愛いもの、まったりする自然の写真をアップして参ります。 https://www.da… もっと読む
運営しているクリエイター

2023年2月の記事一覧

Shooting scenery...captured by D&L Assistant Photographer

 お散歩カメラだったり、本格取材だったり、今まで何回シャッターを切ったのだろうか。数年前までは、多い時は毎週5日間はあちこちを歩き回っては、シャッターを切っていた。  特に、熊本地震前は、取材ランチを熊本ホテルキャッスルで食し、その後、大天守までの高い階段を重いカメラを担いで登り、2キロほど歩き回っていた時期もあった。足腰の鍛錬と言えば聞こえが良いが、結構辛くもあり、楽しくもあり。  ところが2016年4月14日、16日の熊本地震により、日頃の足腰の鍛錬の為の「熊本城郭巡

野鳥の眼・・・怖い眼と可愛い眼

 これまで出逢った野鳥は、数知れず。撮ったことさえ忘れている野鳥も沢山いるが、イメージ通りに撮れた野鳥については、当時のシチュエーションなど大抵覚えている。  同じ野鳥なのに、怖い眼のものと愛らしい眼のものがいる。特に、サギ科の眼は肉食恐竜の様で、瞳孔がレンズの絞りの様に動き、眼球周りの鱗状の皮膚は恐竜そのものである。  ダイサギやアオサギは体長1メートルほどに成長し、大物の魚を獲っては縄張りの中央で踏ん反り返っている。しかし、カラスやミサゴなどが上空を旋回すると、結構ビ

黄と緑・・・シンプルだが、実に心地良い。

 孔子公園に足を運び入れると、タイニーな花壇では、緑の絨毯の上に黄の花が浮いていた。立金花である。英語名は、マーシュ・マリゴールドと呼ぶらしい。  暈しすぎても緑が潰れ、あまりカチッと撮りすぎると、黄と緑が喧嘩する。f4.0で遠目から望遠で捉えると、黄と緑が調和して、交互に主役と脇役を演じているようだ。  この写真を見て、ネット上で褒めてくれた人がいたので、改めて、自分の写真をじっくりと眺めてみた。実は、最近ほどんど使用していないレンズを持ち込んだので、感覚的に納得の行く

孔子公園にて・・・紅梅を切り撮る。

 周囲は梅だらけなので、久しぶりなる孔子公園へ足を運ぶことにした。  駐車場に車を預け、被写体を探し回ると、最初に目に入ってきたのが、何と紅梅。今日はちょっと変わった被写体をと思い、同園に来たはずだが。  天候は薄曇り。時々光が射したりして、思いの外、風も冷たく、顔や手が冷たくなった。よって、撮影時間は20分程度で終了。  中国風建造物の写真は過去に取材した時のものだが、同園は美しいトイレのある「道の駅」として、何度も記事で取り上げているところでもある。  園内では春

梅、開花!・・・熊本県護国神社横の梅園にて

 先週は冷たい雨に打たれ、取材は完全にストップ。そろそろ梅が開花する頃なので、熊本県護国神社横(熊本城二の丸公園近く)にある梅園に足を運び入れた。  写真のように、紅梅、白梅、そして桃梅は既に咲き始めていた。本来ならば、マクロレンズで接写するけれども、本日は、70-200mm f2.8のズームレンズを使用することに。  太陽光が射していると思えば、急に雲に覆われ暗くなったりの繰り返しにて、なかなか良い写真が撮れない。よって、30分ほどで撮影は終わった。  熊本市内には、

人慣れしているジョウビタキ。・・・水先案内でもしているかのように、距離が近い。

 レンズを向け、じわじわと近寄ると、虫のハンミョウが水先案内でもしているかのように、ピョンピョンと先へ先へと跳んで行く。多分、これが彼女の人に対する安全なる距離感だろうか。それにしても、近い。  メジロやウグイスは、かなりの距離があっても、こちらが一歩踏み出せば、一瞬にして飛び去る。しかし、ジョウビタキの距離感は思いの外近い。こちらが静かに立って静かにしていると、辺りを見回しながら動かない。  シャッターは勿論サイレントモード。手ブレやシャッターブレが無いように設定してい