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理不尽なる蛮行

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私自身に限らず、周囲の方々のパワハラ相談を受けて、理不尽なる蛮行が罷り通る世の中が、とても情けないと思います。人を虐めたり恫喝したりして、何も産むことはない。被害者が加害者のよう…
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#違法行為

誹謗中傷、揶揄、嫌がらせが常態化すると、企業は根っこから腐ってくる。

 島国根性かどうか判らないが、企業によっては、立ち話ばかりでサボタージュしている社員も多い。仕事もせずに給金を貰おうなんて、厚顔無恥な話である。  立ち話は、ほとんどが人の噂。目の前では言わず、陰でこそこそと密談しながら、第三者の誹謗中傷や揶揄をこの上なく愛するボンクラ輩。暇で暇で堪らんのであろう。  自分自身の歪んだ思考回路や言動に対して自覚もなく、暇さえあれば、上司や同僚の噂話に花が咲く。どうでも良い話だが、これがルーチンワークとなっているのだから、おめでたい。  

目立ちたいなら、センスの良さで論破せよ!

 品性を欠き、お行儀が悪ければ、他者より目立つと思い込む、稚拙な人間が多い。全く格好が良いものではないが、何が何でも目立とうと、周囲のことなど気にせず、ノイジーな挙動不審さで目立とうとしているから癖が悪い。  ここ数日、選挙妨害事件の容疑者三人が報道されているが、言動を見ると、政治家を目指す人には不適である。柄の悪いチンピラのような挙動に、苦笑さえも出てこない。視聴者はただただ呆れるばかりではなかろうか。  目立つために、お構いなしに色んな手法を使う人が多いが、全体的にセ

「大人らしくない」とは!?

 常に正義正論を通す若い社員が、社内の不正を暴くために立ち上がり、声を大にして物申した時に、「まあまあ、抑えて抑えて。大人らしくないぞ!」と宥める上司がほとんどではなかろうか。  事なかれ主義の典型的な返し言葉であるが、これは頂けない。正義感溢れる社員が不正を発見し、モラル欠如に嘆くのはただ事ではない。このような上司が沢山ぶら下がっていると、不正が常態化した企業として、黒から白には変わらない。  更に、その上司が「お前も役付になれば分かるから。今は騒がん方がいい!」と言え

或る大学サークルが、集団で蛮行を繰り返す。

 本日のニュースで驚いたことは、或る大学サークルが宿泊している宿の障子を破ったり、壁を汚したり、天井に穴を開けたりと、子供のいたずら以下の感覚で、器物損壊を繰り返したという。  これほどまでに民度が低い国民に成り下がったかと、耳を疑ってしまうほどの事件である。集団行動の良さは、規律を守る集団であれば素晴らしい。しかし、規律を守らぬ集団となれば、群集心理が働き蛮行を繰り返す。  子供の頃の修学旅行の枕投げ程度であれば可愛いが、十分大人になった大学生が、稚拙な蛮行に走ること自

差別志向から生まれる悪しきもの

昭和の悪しき慣習従業員という差別用語  いわゆる、従業員とは平たく言えば、仕事に従う身分である。決まった時間に決まった労働を強要され、その対価を「貰う」仕組みとなっている。そこには、有形無形の上下関係のピラミッド構造があり、その根底には「差別」が眠っている。 中元や歳暮が常態化していた企業や官庁  昭和の企業の多くが、中元や歳暮、そして年始挨拶に企業幹部や社員が、会社経営者や重役の自宅玄関に並び、ご挨拶方々、手土産を渡すという悪しき慣習があった。勿論、公務員の世界にもそ

政治資金不正事件の落とし所↓

 自民党各派閥の会計責任者に全ての責任を押し付けるという構図は、如何なものか。会計責任者が高額な政治資金を、勝手に割振するような仕組みでもあるまいし、裁量権を持つコマンダーの責任の所在が見えてこない。政治資金が高額か否かで判断するのも納得できる基準ではない。  30年ほど前の事件だが、熊本県内でもある自治体の首長が、近所の知り合いの女性の出産祝いに5万円の祝儀を渡したところ、選挙違反として起訴。公民権を剥奪され、その地位から転落した事件があった。  また、その次に立った首

モラルなき人間が教壇に立つ恐ろしさ・・・

 債務不履行で逃げたり、他者に虚偽情報を流し偽計業務妨害をしたりと、悪行三昧に手を染める人間が、専門学校の講師をしているという。  教壇に立つ人間が、自らの違法行為を隠して、のうのうと生徒たちに教える姿を想像するだけでも気持ち悪く、空恐ろしくなってしまう。  モラルも遵法精神も欠落しており、他者に虚偽情報を流すという卑劣な人間が、どうして、純朴無垢なる生徒たちを指導できるのであろうか。  報道では、教壇に立つ教職によるセクハラや強盗殺人、詐欺などの事件が発覚しているが、

「Black Boss Standard」を粉砕せよ!

 最近、ブラック企業数社をじっくりと観察してきたが、一つの結論が浮かび上がった。以下の通りである。  先ず、疑問はブラック企業となってしまった企業の殆どのメンバーが、何故、その事実に気づかないのかである。よって、数十年に亘り、過去のボスたちが身勝手ながらも築き上げた「悪習の常態化」のメカニズムに気づかなければならない。  日常の中で積み重ねられてきた常態化した悪習が、その企業のピンポイントにおけるスタンダードとなり、外界の良識あるスタンダードとは大きく隔たっていても、多く

大人の対応、これ大事。

 今年1年を振り返り、過去に例を見たことのないものに遭遇してしまった。起業して初の経験であるが、コロナ禍による人の心の歪みなのか!?  実際、下記のようなトラブルに直面すると、閉口するばかりとなるが、少しでも解決につながるよう努力しようとも、対話のない環境を強要され、解決の糸口が見つからぬまま現在に至っている。 1)債務不履行を目論み着信拒否&Facebookをブロック 2)著作権侵害の罪から逃れる 3)個人的逆恨みで民事訴訟を起こす 4)2年間嘘をつく ▼概要 1)

集団心理・・・悪の道、皆んなで渡れば怖くない!?

 兎に角、悪さをする人は徒党を組む。そこで、集団心理の典型的な動きをするのである。老若男女に限らず、必ずと言って良いほど、悪さをする人は集団で動くことを好むようだ。  悪さをすれば罪となり、必ず、裁かれる。予想はつくと思うのだが、愉快犯であったり、虐めであったり、社会的に許されぬことを知りつつも、「この程度なら不起訴!」と、想定外の行動に出ることがある。  学生紛争最盛期の頃、山中で多くの学生がリンチを受けて殺害され、土中に埋められるという凄惨な事件が発生した。イデオロギ

助成金不正受給が絶えないのは、行政の構造的欠陥。

 東北大震災後の助成金不正受給は、腰を抜かすほど悪質極まりないものであった。熊本地震もコロナ禍でも、いつの時代になっても助成金や保険金に纏わる悪質な事件が絶えない。  行政の場合、助成金については公平に告知を行い、申請があれば厳正なる審査を経て決定し、助成金受給の履歴と成果物を公開しなければならない。  行政機関各部局に予算がつき、新聞紙上で企画を公募する。しかし、数日後に「募集件数に達したため公募を中止」との告知が掲載される。あまりの時間の無さに、厳正なる審査が行われた

不正を暴かねば、ブラック化は止まらない。

 先日、或るディーラーの「不正」が発覚し、某メジャーなメーカーから契約解除になったという話を聞かされた。  世間では、ビッグモーター事件で大騒動しているが、大なり小なり、同様の「不正」があちこちに無数存在しているという証である。  正直なところ驚いたが、「不正」を行うという体質が染み付いているところは、結構、歴史と伝統を誇るところほど多いように思える。  筆者が知る限りにおいても、「パワハラ」、「セクハラ」は勿論のこと、「隠蔽体質」が染み込んでいる会社が数社あるが、なる

モラル基準が低い人ほど、法を犯す可能性は高い。

 法律は何も難しいことはない。何故なら「周囲の人たちに迷惑をかけない」が鉄則であり、それらを体系的に定められているものであるからだ。よって、人の迷惑顧みず、身勝手で独り善がりな人は、法を犯す確率は高いと言える。  逆に、コンプライアンスをしっかり頭に入れて、「周囲の人たちに迷惑をかけない」を肝に銘じて生活をしている配慮ある人々や企業は、法を犯す確率が断然低いことになる。当然である。  「法の不知」という言葉をよく耳にするが、「法の不知」とは、例えば、商取引において民法や商

案の定、出向二人組は禿鷹整理屋であった。

 この4年間を振り返り、某企業に出向してきた二人組の動向を精査すると、当初は企業改革の切り札として期待していたものの、蓋を開けてみれば単なる禿鷹整理屋であった。  コロナ禍により、ほとんどの企業は落ち込んだが、禿鷹整理屋二人組は経費削減と言いつつ、無作為なる首切りを強行し、根拠なき数字のお遊びばかりで茶を濁し、自らの報酬はしっかりと確保。当初から穀潰しの様相を呈していた。  遅ればせながら、目出度くも、近日中にこの禿鷹二人組は解任と聞き及んでいる。しかし、これまでの大量社