マガジンのカバー画像

理不尽なる蛮行

211
私自身に限らず、周囲の方々のパワハラ相談を受けて、理不尽なる蛮行が罷り通る世の中が、とても情けないと思います。人を虐めたり恫喝したりして、何も産むことはない。被害者が加害者のよう…
運営しているクリエイター

#ブラック企業

誹謗中傷、揶揄、嫌がらせが常態化すると、企業は根っこから腐ってくる。

 島国根性かどうか判らないが、企業によっては、立ち話ばかりでサボタージュしている社員も多い。仕事もせずに給金を貰おうなんて、厚顔無恥な話である。  立ち話は、ほとんどが人の噂。目の前では言わず、陰でこそこそと密談しながら、第三者の誹謗中傷や揶揄をこの上なく愛するボンクラ輩。暇で暇で堪らんのであろう。  自分自身の歪んだ思考回路や言動に対して自覚もなく、暇さえあれば、上司や同僚の噂話に花が咲く。どうでも良い話だが、これがルーチンワークとなっているのだから、おめでたい。  

人生を左右する、感謝の念。

 人様のお世話になり、感謝の念がない人を目の当たりにすると、その人は善き人生を送っているようには思えない。  過去において、企業コンサルティングを引き受けた時に、女性社員が入社時の面接で言い渡された給与額とは異なり、5万円ほど減額されているという。  その会社には牢名主のような女帝が経理を預かり、経営者に対して社員の欠点や失態を耳打ちする人間がいた。所謂、癖の悪い告げ口女である。  告げ口女は、巧妙な忖度により経営者の信頼を得ており、毎日のように、若手社員を恫喝したり嫌

責めを恐れて、仕事を怠る忖度野郎。

 日々、経営者や上司のご機嫌伺いばかりで、忖度人生を歩む人は少なくない。ブラック企業では当然の悪しき慣習、現象であり、処世術の切り札が忖度と思い込んでいる、情けない経営者や社員もいる。よって、お中元やお歳暮の悪しき慣例は残されている。  経営者や上司の目が気になり、仕事に対して創意工夫などなく、厳しい指摘や責めを受けぬように神経過敏となっている。よって、平常心ありきの仕事どころの騒ぎではなく、毎日が忖度まみれの、実のない仕事現場と成り下がる。  恐怖政治を敷く経営者や右へ

暴力行為に走る昭和のパワハラ経営者

 昭和時代には、パワーハラスメントに走る経営者が数多く存在していた。その中でも、以下に取り上げるものは、他県の悪名高き企業で起きた実際の事件であり、元従業員からの信頼できる情報に基づいている。この事件は、些細なことから引き起ったのであるが、表沙汰にはなっていない。  ある日、その企業の若手社員が、揉み上げを伸ばしていたところ、問題が生じた。時代が多様化している今日、整えられた揉み上げは問題はない。しかし、その経営者が揉み上げを気に入らなかったために激怒し、社員に暴力を振るっ

「Black Boss Standard」を粉砕せよ!

 最近、ブラック企業数社をじっくりと観察してきたが、一つの結論が浮かび上がった。以下の通りである。  先ず、疑問はブラック企業となってしまった企業の殆どのメンバーが、何故、その事実に気づかないのかである。よって、数十年に亘り、過去のボスたちが身勝手ながらも築き上げた「悪習の常態化」のメカニズムに気づかなければならない。  日常の中で積み重ねられてきた常態化した悪習が、その企業のピンポイントにおけるスタンダードとなり、外界の良識あるスタンダードとは大きく隔たっていても、多く

今の時代に、暴力を振るう経営者がいた。

 昭和の悪しき慣習を引きずる後期高齢の経営者が、若いスタッフに対して暴力を振るったと言う。耳を疑ってしまった。  丁稚奉公の世界を未だに払拭できず、感情を抑えきれずに、自らの考えが唯一だと思い込む傲慢さは、改善の余地はないのか。  ヘアスタイルが気に入らぬのか、何が気に入らぬのか分からないが、往復ビンタを叩くという行為は、本末転倒であり、許されるものではない。  後期高齢者となれば、誰しも前頭葉が萎縮し、自らの感情を抑えることが難しくなると言うが、激昂して暴力に至るのは

不正を暴かねば、ブラック化は止まらない。

 先日、或るディーラーの「不正」が発覚し、某メジャーなメーカーから契約解除になったという話を聞かされた。  世間では、ビッグモーター事件で大騒動しているが、大なり小なり、同様の「不正」があちこちに無数存在しているという証である。  正直なところ驚いたが、「不正」を行うという体質が染み付いているところは、結構、歴史と伝統を誇るところほど多いように思える。  筆者が知る限りにおいても、「パワハラ」、「セクハラ」は勿論のこと、「隠蔽体質」が染み込んでいる会社が数社あるが、なる

役員に遵法精神がなければ、ブラック企業に成り下がるのは当然のこと。

 表と裏の顔を持つ企業の存在を、以前記事で書いたことがあった。表は素敵な企業のようでも、裏は腹黒い経営陣とそれに染まった輩が鎮座しているという、見苦しい話である。  何故、ブラック企業が存在するのか。それは、役員の中で、人事権やその他管掌を持つ人物に「遵法精神」がなく、全ては匙加減で運営されることにより、「正義正論」が通らず、闇深くモラル無き企業に成り下がるからだ。  企業内で「正義正論」が通らぬということは、企業内でのパワハラ、セクハラ、その他事件事故が生じたとしても、

下手の考え休むに似たり・・・

 写真に例えれば、構図も考えずに、被写体のあらゆる角度から最も美しい角度に気が付かぬ人は、ベタな写真や日の丸構図で撮影は終わってしまう。それも同じようなパターンの写真ばかりが記録媒体に大量に記録される。  これは物事を考察する上で、眼前の一面しか捉えない人も同様。全天球思考で考察する人とは異なり、僅か一面を見て判断を下すことになり、大抵の場合、適時適切な判断を誤り、失策を繰り返す。  よって、論理思考という概念さえ理解できず、歪んだプライドが邪魔をして、持論を正論と思い込

隠蔽体質は、企業の根本を腐らせる。

 報道で見る、企業の裏側。「隠蔽体質」が染み込んだ企業や団体がこれほど多いのかと、驚いてしまう。  記者会見を聞いていると、のうのうと「嘘」をつく。自分に都合の良いシナリオで展開しているが、蓋を開けると、整合性のないものがどんどん浮き彫りとなる。  結局、「嘘」から始まり「嘘」で終わろうと、パッチワークのように自論展開に酔いしれているが、そのパッチワークはじわじわとほころんでくるのは必至。  「嘘」で塗り固め、万全の「防御壁」と思い込んでいるのは、「隠蔽体質」をこよなく

「地獄の◯◯◯」と揶揄されるブラック企業

 オフィスワーカーを「俺が、雇っているんだ!」と言い放つ経営者(独裁者)は同族企業に多く、「地獄の○○○」と揶揄されるようなブラック企業は全国あちこちに点在している。表は白いようで、裏は真っ黒だ。  現在は、全国各地でワーカー不足。募集しても簡単には集まらない。経営者の手腕だけでは会社は回らない。人ありきで会社が成り立つくらい、小学生でも理解できる。それは、コロナ禍での大量人切りが仇となっている。  極めて離職率の高い会社は、そのワーカーばかりの原因ではない。勿論、ワーカ

ミスター・おにぎりマン(第4話)

 「お前たちは、クレーム処理もできないのか!?この社長である私が、このクレームを入れた人間に直接対応するので、よく見ておけ!」と言わんがばかりに、AとB二人に詰め寄る、ミスター・おにぎりマン。  事の発端は、予約を入れていた人物がその確認をしたところ、全く異なる条件になっていたことへ激怒。その場にいた、ペイペイの社員Sにクレームを入れたのである。  ここで問題を大きくした人物が社員Sであることに注目しなければならない。  社員Sは日頃から上司であるBを更迭させて、自分が

隠蔽して逃げても、何も得るものはない。

 ブラックと呼ばれる企業のトラブルシューティングの傾向は、プロセスにおいて必ずと言って良いほど「責任転嫁」と「隠蔽」に走り、「不誠実」を押し通すところである。  トラブルに対して、歪んだローカルスタンダードで臨み、都合が悪ければ客であろうがクライアントであろうがお構いなしに敵対視。「無視」と「遮断」を選択。水面下で隠し通せばそれで済むという悪しき慣習が存在している。  それも、企業内部だけでの「解決」の段階で留まり、外部からの指摘やクレームを真摯に受け止めることもなく、有

解雇を依願退職へと脅し導く経営者

 5月13日付で、ある人が某会社を辞職することになった。  これまでの流れを紐解くと、社内の同僚間のトラブルが原因で、喧嘩両成敗だと言いながら、さっさとその人を先に追い出しに掛かっている。もう一人のトラブルメーカーは会社にぶら下がり、延命作戦で生き残っている。  経営者が「お前はクビだ!」と大声で怒鳴りつけ、形相を変えて解雇する旨を本人の前で言い放った。社会保険も労働保険もないままに、短期雇用という契約書を突きつけ、その人の弱い立場を見透かして、ボロ雑巾のように使い捨てる