マガジンのカバー画像

理不尽なる蛮行

211
私自身に限らず、周囲の方々のパワハラ相談を受けて、理不尽なる蛮行が罷り通る世の中が、とても情けないと思います。人を虐めたり恫喝したりして、何も産むことはない。被害者が加害者のよう…
運営しているクリエイター

2023年9月の記事一覧

馬鹿は死ななきゃ治らない?馬鹿は死んでも治らない?

 とても言葉としては美しいものではないが、核心を突く言葉でもある。  馬鹿にもいろんな馬鹿があるようだが、一端の大人でも、標題の言葉をそのまま被せたくなるような、どうしようもなく大馬鹿者も存在している。  底意地が悪く、妙にプライドが高かったり、必要以上に格好つけたり、逆恨みしたり、全てを真逆に捉えたりと、どんなに言い聞かせても、聞く耳を持たぬ人間は多い。  或る人が呟いていた。「あの人は遠目では格好良くスラッとしているけれども、よく見ると、鼻の下は笑ってるが、目はギョ

「正義正論」で走るか、「のらりくらり」で歩むか!?

 結論から申し上げれば、人生「のらりくらり」で歩む方が無難である言っても過言ではない。  当たり触らず、「のらりくらり」の方が、ヒューマンコミュニケーションにおいて、相手に刺激を与えず、敵を作らず、適当な距離にて接しておけば、ほぼ、自分に火の粉が降ってくることはない。  更に、民度低き同族企業に入社すれば、この「のらりくらり」で、適当に「イエス」を言っておく方が、そこそこ、年功序列的に人並みに出世する。  対して「正義正論」で突っ走るのであれば、とことん、自己防御姿勢を

「難癖」をつけた方が、敗北に至る。

 論理思考の欠落により、感情論を矛先として、筋違いの「難癖」をつけ、正当化を図る人がいる。  「難癖」の根拠は、利己的に都合の良いところを寄せ集めたものである。結局、「難癖」をつけた本人の目論見は無駄骨となり、敗北への一途を辿ることになる。  「難癖」をつけている本人の頭の中も、「minglemangle」(ごちゃ混ぜ、寄せ集め)の状態であろうかと。古い英単語であるが、その発音を聞くと、とても滑稽に聞こえてしまう。  以下は「難癖」の貴重な体験であるが、これまで目を疑う

助成金不正受給が絶えないのは、行政の構造的欠陥。

 東北大震災後の助成金不正受給は、腰を抜かすほど悪質極まりないものであった。熊本地震もコロナ禍でも、いつの時代になっても助成金や保険金に纏わる悪質な事件が絶えない。  行政の場合、助成金については公平に告知を行い、申請があれば厳正なる審査を経て決定し、助成金受給の履歴と成果物を公開しなければならない。  行政機関各部局に予算がつき、新聞紙上で企画を公募する。しかし、数日後に「募集件数に達したため公募を中止」との告知が掲載される。あまりの時間の無さに、厳正なる審査が行われた

鈍足な裁判制度がネック!?

▼刑事事件と裁判 刑事事件の場合、警察が逮捕し、検察へ送検するまで最大48時間以内という決まりがある。これは非常に迅速だ。  送検されて検察が起訴(公訴の提起)をするか否か。裁判所へ公判請求するまでには罪状によって異なるものの、刑事裁判が始まるまでには、一般的には約一ヶ月から二ヶ月を要する。 <警察への刑事告発または告訴>  第一関門は、加害者の刑事責任を問う場合、特に、親告罪であれば、被害者が警察に対して、刑事告発または告訴が必要となるが、それを警察が受理するか否かで

虚言パッチワークは、必ず綻ぶ。

 ビッグモーターの不正事件であれ、数年前の元上級国家公務員(後期高齢者)による親子を巻き込む悲劇的な交通事故であれ、違法行為を犯した人々や容疑者たちは、最初から虚言を吐いている。  罪を犯したにも関わらず、被害者や犠牲者の苦境を無視し、非道な言動を見ると、加害者たちは虚言から始まり、その後の結びつきのない一連の嘘を織り交ぜている。  悪の根源は企業トップや役員、または交通事故の加害者そのものだが、記者会見において都合の悪い事実を隠蔽し、自己正当性を強調するなど、単に厚顔無

根に持つ人ほど、女々しいものはない。

 自らの失態で赤恥をかいた事をいつまでも根に持ち、逆恨みする人間は多い。自分自身が赤恥の震源であることを棚に挙げ、逆恨みとは如何なものか。女々しくもあり、恥ずかしさの天辺である。  そんな人間が目の前に居れば、さっさとその場を去り、4キロほど離れたい。4キロほど離れれば、地平線か水平線の距離となる。見えなくなるから丁度いい。その人間が高台から見張るなら、更に遠くへ行けばいい。  人様が故意に恥をかかしたのであれば、それは恨み辛みは当然だ。よって、その人様と呼ぶ人間とは接す

不正を暴かねば、ブラック化は止まらない。

 先日、或るディーラーの「不正」が発覚し、某メジャーなメーカーから契約解除になったという話を聞かされた。  世間では、ビッグモーター事件で大騒動しているが、大なり小なり、同様の「不正」があちこちに無数存在しているという証である。  正直なところ驚いたが、「不正」を行うという体質が染み付いているところは、結構、歴史と伝統を誇るところほど多いように思える。  筆者が知る限りにおいても、「パワハラ」、「セクハラ」は勿論のこと、「隠蔽体質」が染み込んでいる会社が数社あるが、なる