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西田親生のAI実験室

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テキスト生成AIや画像生成AIなどのAI実験室として、その活用法を提供するマガジンとして書き綴ります。 ▼西田親生のZOOMセミナー「Well Done」 https://n… もっと読む
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2023年8月の記事一覧

大災害をもたらす台風・・・もう、来ないで!

 最近の台風は大型で強烈なものが多い。小学校の運動場で、その強風に逆らって走り回るような、楽しいものではなくなった。  トラックが簡単にひっくり返ってしまう突風は、恐ろしい。もし、高速道路を走っていて突風にでも見舞われようなら、車ごとすっ飛んでしまう。  現在、台湾方面に9号、日本列島東側に10号、そして南に熱帯低気圧と、トリプル台風になりそうな勢いである。  地球温暖化が台風の巨大化、猛烈化につながっているようだが、命に関わるような、大災害をもたらすような台風だけは、

Tea Cup Poodle and Tea Cup

 ティーカップに入るほど小さなプードル、「Tea Cup Poodle」。  一度、画像生成AIで作ってみようと思っていたので、早朝から、簡単なプロンプトを組んで、ジェネレートさせてみた。  思った通りの可愛いイメージだが、ティーカップに入れるのは猫であれば喜ぶかもしれないが、プードルは嫌がり動物虐待と言われると困るので、この程度にしておいた。  話は全く変わるけれども、人間というものは、一度間誤って言葉を記憶の箱に入れてしまうと、なかなかその言葉が箱から消えてくれない

Countryside...

 ヨーロッパの片田舎の丘の上の女性画像を、画像生成AI「Midjourney」を使って生成してみた。今回のプロンプトでは「realistic」は外れていないが、麦わら帽子が思ったイメージではない。  日本人女性とすると、以前の記事にも書いたように、純日本人的なイメージが出てこない。どうしても、アジア系が混じってしまい、インバウンドでやってきた女性のように生成されてしまうこともあり、暫くは待ちの状態にしておこうかと。  ディープラーニングにおける日本のマテリアルが圧倒的に少

「realistic」を忘れると、こうなる↓

 画像生成AI「Midjourney」でリアルなハリネズミ画像を生成しようと思い、「/imagine」の後にプロンプトをコピペして、さあ、どうなるか数分待つことに。  ジェネレートされたのが写真上と写真下の計4枚。自分の目を疑ったが、プロンプトをチェックすると「realistic」を外していたのである。だからと言って、この3Dキャラクタはなかろうと、吹き出してしまった。  「Midjourney」は有料なので、これも1枚カウントされるが、筆者の路線とは異なるけれども、折角

AI美女生成の市場広がる!?

 AIの最近の動向として頓に目立つのは、画像生成AIによる「美女生成」の市場ではなかろうか。既に、グラヴィア・アイドル調のAI美女たちが、ネット上で販売されるような時代となり、そのファンも多いと聞き及んでいる。  そこで重要なことは、著作権もさることながら、モラルである。ネット黎明期に叫ばれたモラルの合言葉は「ネチケット」であった。つまり、ネット上でのエチケットについての議論が交わされたのである。  しかし、「言うは易し行うは難し」で、情報量が地球上で溢れるようになると、

第6回 「Well Done Cross-media」開催

 昨夜、第6回 「Well Done Cross-media」(ZOOMセミナー/約2時間)を開催した。7月の第1木曜日からスタートして、既に6回目となる。内容は、社会人の為の「全天球型ブラッシュアップ・セミナー」である。  台風明けで、皆ほっとしているところだが、今回のテーマは唐突ながらも「画像生成AI Midjourneyに挑戦!」ということで、以下のように、中から二人の作品をご紹介したい。  作品(1)は、プロンプトを見ると、ニューヨークに現れたエイリアンとうサブジ

Rabbit and Butterfly...

 本日のお題は、「兎と蝶」である。  蝶のディテールまでプロンプトに書き込まなかったのでざっとしているが、兎がぴょんぴょん跳ねる姿と表情は、まあまあ出来である。  画像生成AI「Midjourney」を利用するようになり、まだ二ヶ月程度であろうか。その癖もよくわかり、ネガティブプロンプトも活用すると、AIの悪い癖をある程度抑制することが可能となる。  今回の画像生成の実験は、子どもたちの「絵本」の可能性について。兎を描くのに、漫画のようなキャラクタや3Dキャラクタも面

画像生成AI「Midjourney」で、ハリネズミを生成。

 YouTubeやその他SNSで、たびたび登場する「ハリネズミ」。飼育したことはないが、見るからに可愛いので、「Midjourney」で画像生成を試みた。  手指の形や指の本数で不具合を起こしやすい「Midjourney」だが、「ハリネズミ」の指の本数は、前脚が5本、後ろ脚が4本と、最初からハードルが高い。  ジェネレート開始後に、手指が気になって仕方ないまま、待つことに。思ったよりも、リアリスティックな画像となってので、そのまま掲載する事にした。  実は、プロンプトを

台風6号通過中・・・

 台風6号がリアルタイムに、九州南部から西部に沿うように北上しつつある。  このコースは、鹿児島、宮崎、そして大分南部などに線状降水帯が発生する可能性が高いので、豪雨と土砂崩れが危惧される。熊本市内周辺は、九州山地のお陰で、強風は遮断される。  また、熊本県天草地方や長崎県は、強風や高波が怖いので、通過するまでは、安全を確保し、じっと動かないのが無難である。  近頃の台風は迷走するものが多く、進路予測がなかなか的中しない。一度西へ向かい過ぎ去るかと思えば、急にUターンし

Midjourney・・・血管内部を覗いてみる

 画像生成AIを使用し、血管内部を覗いてみることにした。  血管内部を背景とし、赤血球、白血球、血小板などをプロンプトに書き込み、どのようなシミュレートしてくれるのか、ワクワクしながら待っていた。  待つこと2分程度。  画像のように血管内部画像を生成してくれた「Midjourney」。期待以上の表現力に驚いた。  もちろん、医学者でも科学者でもないので、描写された画像が最適なものとして生成されたかどうかは判らない。  ただ、学校の教職に就く方々にとっては、教材作り

F1 Monaco GP in 1992

 実は、1992年F1モナコグランプリは、マクラーレン・ホンダに乗るアイルトン・セナとウィリアムズ・ルノーに乗る元同僚のナイジェル・マンセルとのテイル・トゥ・ノーズの一騎打ちを思い起こせば、全身が震えるほど鳥肌ものとなる。  その思いを込めて、イメージを画像生成AI「Midjourney」でジェネレートを行ったが、ことごとく失敗してしまった。まあ、いい加減なプロンプトで書いたのが原因であるが、こういった場合、マシンのエンブレムや数字などが正確には表示されないので、無理を承知

ミクロの世界から宇宙へ、そして仮想・空想の世界へと、思考は駆け巡る。

 画像生成AIを活用するようになって、何が変わったか!?  それは、今までエッセイやコラムを書くにも、写真、イラストや図が筆者の著作権ありきで掲載していたが、時にはマテリアル不足にて、書きたいコラムも書けない時もあった。  ところが、画像生成AIに遭遇し、二日目からマテリアル画像生成に傾注し、いつでもどこでも、頭に浮かんだものが簡単にエッセイやコラムになってしまう。  例えば、従来は目の前の視野が六十度程度であったのが、今や何の苦労もなくマテリアルが揃うことで、全天球の

画像生成AI「Midjourney」で、寿司職人の画像生成に挑戦!

 先ず、プロンプトで気を付けなければならないのは、相対的なサイズである。それに全く触れることなくジェネレートすると、やけに握り寿司がビッグマックのように巨大となり、「不思議の国のアリス」のような世界となってしまう。  今回は、握り寿司を日本人寿司職人としてプロンプトを検討したが、以前から中国系、韓国系ほかアジア系のハーフやクオーターのようになり、日本人として認識されていない画像生成になる可能性が高い。多分、ディープラーニングの収集絶対量が極端に少なのだろうと推察する。  

画像生成AI「Midjourney」で、七面鳥の晩餐会をジェネレート。

 思ったよりもスムーズに描けた、七面鳥の晩餐会。ローストされた七面鳥の皮目の照りと張りが上手く表現できており、今にもナイフで削ぎながら食べたい気持ちになる。  七面鳥を初めて食したのは、新聞社時代に出逢ったフレンチレストランであった。熊本市内の産業道路沿いにオープンしたばかりの店だったが、残念ながら1年ほどで廃業した。  腕は確かな料理長だったが、舌の感覚が無くなったと言い、それから間も無くして店を閉じたのである。  当時、フランス料理に情熱を注ぎ、筆者にその拘りを一所