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もろち家の日常

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子供のいる毎日は、楽しい。 大変なこともたくさんあるけど、それ以上に楽しくて幸せで、そして「期間限定」だから、子供たちと過ごしている今を、できるだけたくさん形に残しておきたい。
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#育児

無限寝かしつけ

無限寝かしつけ

長女・姫(ヒメ)が1歳10か月の頃の、ある日の寝かしつけ。

歯みがきもお風呂も着替えも済んで、お気に入りのDVD観賞も終わって、19:30に母と寝室へ。父はリビングで待機。

姫「ミッキーのおはなしみる」
→ドリームスイッチ(ディズニーの絵本を天井に映し出すオモチャのプロジェクター)でいつものお話を流す。

姫「チッチでる」
母「おしっこ?さっきしたよね?ほんとうにでるの?じゃあお父さんにトイレ

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じゃんけん

じゃんけん

姫(4歳)と数(2歳)がじゃんけんしている。

姫「(ひそひそ声で)ひめパーだすからかずはグーだして」

数「いーよー」

じゃんけんぽん!

姫『パー』

数『チョキ』←!?

_人人人人人人_
> 数の勝ち <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

(言葉を失う姫)
(何が起こったのかわかっていない数)
#もろち家の日常

○○ってなに?

○○ってなに?

<4歳の姉(ヒメ)の場合>

姫「○○ってなに?」

母「△△ってことだよ」

姫「△△ってなに?」

母「□□ってことだよ」

姫「□□ってなに?」

(無限に続く)

<2歳の弟(カズ)の場合>

数「○○ってなに?」

母「△△ってことだよ」

数「しょっか。」

ーーー終ーーー

(数、絶対わかってない)
#もろち家の日常

ママはもう…

ママはもう…

姫(ヒメ)4歳、数(カズ)2歳

ある日

父「ママはもう華奢ではない」

姫「ママはもうきゃしゃではない」

数「ママはもう○!※□◇#△ではない」

母「お父さん、子供たちに変なこと教えないで」

別のある日

姫「ママ、おなかがいちばんぷにんぷにんでスライムみたいでかわいい。」←おそらくほめてるつもり

(傷ついてなんかいません)
(独身時代から+▲kg)
#もろち家の日常

あくまで牛乳。

あくまで牛乳。

姫(ヒメ)4歳、数(カズ)2歳のある日

姫&数「おつかれー、かんぱーい」
(飲んでるのは牛乳)
(一口飲むたびに繰り返される)

また別のある日

数「ぷはー。こーひーさゃいこーらね!」
姫「だね!」
(飲んでるのは牛乳)
(君たちはまだコーヒーの味を知らない)
#もろち家の日常

4歳児の母性

4歳児の母性

姫、4歳。

夜、疲れ切った母が布団の上でうつ伏せで力尽きていると、

姫「ママ?けーたいじゅーでんするよ?」

→スマホを充電器のコードにさしてくれる。

姫「かみしばったままねる?」

母「…ほどく…」

姫「ゆっくりほどくよ?いたかったらいってね?」

→母の髪をほどいて、ヘアゴムを母の右手首につけておいてくれる。

タオルケットを持ってきて母にかけ、優しくトントンしながら

姫「おやすみ」

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マガジン『もろち家の日常』のまえがき

マガジン『もろち家の日常』のまえがき

今の私にとってのありふれた日常は
10年後、20年後の私にとって
たまらなく愛おしく懐かしい日々になる。
それがわかっているから
私はどんな些細な出来事も
写真に、動画に、文章に残しておく。
未来の私の宝物になる。

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義母(ばーち)も、自分の子供たちの小さい頃のエピソードを、まるで昨日のことのように話してくれるんです。心の中の宝箱にしまっておいて、時々取り出して懐かしんでは

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