東京下町おうちご飯#20 キャベツときゅうりのヨーグルトサラダ

子供を寝かしつけて 起きてきて
ちょっと小腹がすいたなと お腹に手を当てながら思う。

冷蔵庫の野菜室をガラッと引き出す。
後ちょっとで無くなるキャベツと ラップにピチッと包まれた半分のきゅうり。

この間 図書館で借りて読んだ ヨーグルトサラダにしてみようかなと思いたった。

ヨーグルトとマヨネーズを同量 器に入れて スプーンの背でヨーグルトを潰すように カチャカチャ よく混ぜる。そこへ スパイスを数種類。クミンとチリペッパー。乾燥のタイムとオレガノ。白いソースに緑の色味。胡麻はたっぷり入れてみた。お味見 トルコ風?インド風?うん エスニック味。
クミンとチリペッパーが良いお仕事。

キャベツときゅうりは細かく刻んで そこへ入れて チャーシューがあったかも、チャーシューもサイコロ状に刻んで 入れた。

いそいそと 飲みかけの赤ワインを グラスに注ぐ。テーブルに 今読んでいる文庫と 明るい赤のワインと 小鉢に入ったサラダ。上には箸がかけてある。

一口摘んでは ゴクリとやって なんだか我ながら上手にあしらえたので それが嬉しくて なかなか文庫の内容が頭に入ってこない。飲んべえ初心者かな。

早く夫が帰ってきて おしゃべりしながら
このサラダ 褒めてほしいな。

穏やかで幸せな日々が続きますようにと
切に思う。

#料理 #エッセイ #おつまみ


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