東京下町おうちご飯#19 豚肩ブロックを..
朝 自転車を走らせて 豚肩ロースの塊を買ってきた。529グラムの塊肉。これで 今日のお昼と夜ご飯を作るため。
お鍋に塊肉を入れ 酒と昆布と水で煮る。1時間くらいコトコトコト。竹串を刺し あらかた火が通ったのを確認したら 火を止めて蓋をしておく。
お汁だけを小鍋に取り出して鰹節を削って入れた。美味しいお出汁ができるので 塩と醤油で ほんのり 味付ける。
別鍋で茹で 氷水でギュと洗った 素麺を お出汁の中で一煮立ち。器にうつして 小葱と 冷凍庫から揚げ玉を出して散らした。
薄味優しい味の にゅう麺の出来上がり。
外で食べたらこんなに薄い味のものは食べられない。自分で作る醍醐味 薄味のありがたみ と思う。
さて 主役は豚の塊肉。夜はこれがメインとなる。鍋から塊肉を取り出して 1センチほどの厚さに切り分ける。お肉の端っこをちょこっと味見。塩味も何もないけど美味しい 柔らかい。さてやっぱり照り焼きか。子供用でなければスパイスでもっと辛く味付けるのだけど..小さいボウルに蜂蜜と醤油とをよく混ぜておく。
油を熱したフライパンで豚肉を両面焼いて 混ぜておいたタレを絡める。肉には初めから火が通っているからさっと炒めて完成だ。
お肉は他にも色々な使い方ができるなと考える。煮ただけで充分柔らかかったから 今度はサンチュに たれと薬味と 巻いて食べようか。
鍋に残ったスープは みりんと醤油と胡椒で味を足し フライドオニオンと小葱を散らして美味しいスープ。野菜を少しでも子供に食べてもらいたくて 大根を薄く切って入れた。
茶色い大根みーつけた。お箸で上手に掴んで 口に運ぶ子供達が とっても可愛い にっこり食卓。
朝から煮ていた 500グラムの塊肉を1日かけて余す事なく使い切る。簡単で美味しくて気持ちが良い使い方と自己満足した。
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