東京下町おうちご飯 #76 ルーの味も物足りなさも補うカレー

9月になった。やっと学校が始まった。
子供達3人の母親に対するそれぞれの主義主張の嵐に、私は聖徳太子の様に3人の言葉をいっぺんに理解する能力を決して持てないと、 理解したこの夏。

この夏は カレーが活躍した。

GABANの手作りカレー粉でだけ作る カレーも楽しんできたけれど、普通のルーのねっとり味も食べたい。ただアラフォーの舌と体には 子供用の甘口の市販のルーの味は どうも最後の方には飽きてしまって それを思い出すと ついつい作らない。

そこで 仕上げだけに 市販のルーを使う方法を試してみた。

鍋に 玉ねぎニンニク、肉など野菜など じっくり炒めたら カレー粉を入れて トマトペーストやざく切りトマトも入れて潰しながら水分を出して 水気が足りない場合は 冷蔵庫に常備の水出しの鰹昆布出汁を注いで 具が柔らかくなるまで煮た。

塩砂糖で味を少しつけたら トロミ付けを ルーに任せる様に。小分けにして 冷凍保存しておいた バーモントカレーの甘口のルーを 足し溶かし 煮た。

仕上がりの味もトロミも これで調整できるし 満足のいく味のカレーとなったと思う。鰹昆布出汁が濃厚な味わいに一役買った。

子供達は 無言でペロリと食べちゃった。
美味しい?と聞いたら すっごく美味しい と伝えてくれて そりゃあ良かったとこちらも大満足。

人生の色々なステージにおいて 臨機応変に
色々な作り方が出来ると安心。
凝り固まっちゃダメねと 料理を楽しく 美味しく 工夫して。

ご馳走様!

#料理 #エッセイ #カレー



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