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2022年4月から高校家庭科で始まる「金融教育」

こんにちは。金融教育コンサルタントの上原千華子です。
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4月から高校家庭科で「資産形成」の授業が始まる

今日は、2022年4月から高校家庭科で始まる「資産形成」の授業についてお伝えします。

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https://stand.fm/episodes/61e7d813567da3000633fb60

お金の知識に自信がない大人たち

ある証券会社が20−50代の男女、合計600名を対象に調査を行ったところ、「私も学校でお金の授業を受けたかった」人が71%もいたそうです。

また8割の親御さんが、「子供にお金の教育をする自信がない」と答えています。

大人も気になる授業内容とは

① 家計の管理
② リスク管理
③ 生涯計画
④ 金融商品の基礎知識

となっています。

① 家計の管理

1つ目の家計の管理では、人生の3大支出といわれる

  • 教育費

  • マイホーム費用

  • 老後資金

について学びます。

② リスク管理

2つ目のリスク管理では、事故、病気、失業など、思わぬ事態へどう対応するかを学びます。

③ 生涯計画(ライフプラン)

3つ目の生涯計画では、入学、就職、結婚などの人生設計と、それにまつわる収支について学びます。

④ 金融商品の基礎知識

これまで高校の学習指導要領でも、自分のライフプランを考えたり、悪徳商法から身を守るための「お金の授業」はあったようです。

この2022年4月から新しく盛り込まれるのは、積極的な資産形成に必要な「金融商品の基礎知識」

具体的には、

  • 預貯金

  • 民間の保険

  • 株式

  • 債券

  • 投資信託

などについて学びます。

お金の勉強というと、私たち大人は「金融商品の知識を身につけなきゃ!」と思う方が多いと思います。そして、「誰でもあっという間に、簡単に資産を増やす方法」などに手を出す方も。

まず一番大切なのは、お金の管理やライフプラン。これらができて初めて、金融商品の知識は役に立ちます!(これができてない方が、本当に多いんです・・・)

大人である私たちは、情報のつまみ食いをしているだけかも知れません。一旦冷静になって、お金の全体像を把握した方がよいですよ。

まとめ

最後にまとめると、高校生が4月から学ぶ資産形成の内容は

① 家計の管理
② リスク管理
③ 生涯計画
④ 金融商品の基礎知識

早速実践をして、「子供たちのよきお手本」になりたいものです。

今日の記事で、「こんな気づきがあったよ」「役にたったよ!」という方は、「スキ」やフォローしていただけたら嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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