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「出す」ことに意識した方がいい理由

「もっと健康になりたい」
女性だったら「キレイになりたい」
男性だったら「カッコよくなりたい」
と思ったら、あなたは何を始めますか?

エクササイズやトレーニングをしたり、
食事に気をつかったり、
ファッションや髪型を変えたり、
本を読んで情報を得たり、
何を選ぶかは人それぞれの価値観によって異なってきます。
何がよくて、何が悪いということはありません。
自分が選んだことを、素直に行動すればいいだけ。

私は京都で15年以上、延5,000人以上の人の身体に触れてきましたが、
よく「もったいないな〜」って思うことがあります。

それは、「入れる」ことにばかり意識がフォーカスされていて、
出す」ということに意識がない人が多いからです。

お腹がはじきれそうなほどいっぱいなのに、
「まだ喰え」「もっと喰え」と、
無理無理、口に食べ物を突っ込んでいるようなものです。
(口が悪かったですね^^;)

今注目されているマインドフルネスでは、
「呼吸」を重視しています。
呼吸のポイントは、「吐くこと」に意識を持つこと。
息をしっかりと吐き出すと、否が応でも息を吸います。

お家や部屋の中が物に溢れていたり、
引き出しの中がゴチャゴチャになっていたり、
ゴミが溜まっていたりすると、
目で見ることができるのでわかりやすいですが、
身体の中って目で見ることができないからわかりづらい
その上、身体とのコミュニケーション力が落ちていて、
感覚が鈍くなっていると気づくはずがありません。
そのまま放っておくと、
どうしようもない状態になってやっと気づくということになりかねません。
それって、男性や真面目で頑張り屋さんの女性に多いです。
これにはメカニズムとして理由がありますが、それについてはまた次の機会に。

なので、はじめにすべきは「出す」ということ。
空間にスペースができると、新しいエネルギーが自然と入ってきます。
息を吐くことで、今度は息を吸う時に新鮮な酸素と宇宙エネルギーが入ってくるのと同じです。
宇宙のように大きなものでも、
個人の身体のように小さなものでも、
常に法則は等しく働いています。

あなたは何を出しますか?

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