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言葉以外を聴くこと〜子どもの心理療法の世界〜
この夏にオンラインサロンというものを始めたのですが、昨日は初めての試みでzoomでの交流会でした。自分がオンラインサロンをするとは、今年の始めには思っていなかったことでドキドキです。
と、言ってもクローズドで講座やセッションを受けてくださっている方たち私も入れて3人だったので緊張はせずに、心地よい時間でした。
腹側(ふくそく)というキーワードで(これは人との交流を司る神経システムの言葉ですが)、自分とつながりながら人ともつながるという試みです。
そして、勉強会もしていきます。今回のテーマは【子どものための心理療法】ということで、アートセラピー・芸術療法をお伝えしました。
学校や相談室で使える、アートセラピーとその実践です。言葉では語れないことの精神的な浄化、カタルシスになると言われているセラピーを実際に体験もしながらやっていきます。
メタファーという、暗喩、隠喩を読む(というか感じる)レッスンにもなると思います。
この世はメタファーに溢れていると思うのです。教育や子育て、保育がテストに宿題、診断名に検査に…そんなものばかりになってしまいそうな社会で、子どもの世界はファンタジーとメタファーと「今ここ」の遊びがたくさん溢れてる!!という感動を分かち合いたいです。
言葉とは違う層を聴くアートセラピーと、身体の声を聴くソマティック心理療法(ポリヴェーガル理論も含む)を組み合わせていくと、言葉だけのカウンセリングとは全く違う層で子どもとつながることができます。
私たちが主にカウンセリングと言われるとき、聞いているのは「思考」と「感情」だけです。でもそれって、かなり狭いもの。図解してみた↓
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でもね、これだけじゃないんだよ。人間って。当たり前のようで忘れられてしまう子どもの世界。
遊び、アートにはたくさんのものが眠っているし、無意識の世界からやってくるメタファーやファンタジーというのは、広がりを持っているんだよ。
ということを、綿毛のように風に任せて伝えたい。
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次回は、実際に私が現場で会って本人の許可を得ているセラピー中の絵画などもお見せしようと思っています。
コアなクラスに集ってくれてありがとう。
一人ひとりのお子さんの内面に起きていて表現したがっている豊かな解放はなんて大切なんでしょう。
もちろん傷ついた子は冷凍保存されているけれど、それを聴くことができるのです。
豊かなアートセラピーの世界に身体の世界も加えて、体感しながら、現場で活かしながら、そして自分の人生や「わたしである」ことも味わっていきながら…ね!
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