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『マーケティングの本質』 by プラダを着た悪魔

日本のマーケティングは4P/4Cなどの手法論のイメージが強いですが『プラダを着た悪魔』で編集長に対して、主人公の「同じ青」に対して言った編集長の言葉が今でもマーケティングの本質だと思っています。

これが映画の中での編集長の『青』についてのセリフです。

家のクローゼットから、
そのサエない「ブルーのセーター」を選んだ。
「私の着るものなんか気にしない」
"マジメな人間"ということね。
でもその色はブルーじゃないターコイズでもラピスででもない
セルリアンよ
知らないでしょうけど
2002年にオスカー・デ・ラ・ランタ が、
その色のソワレをサンローランが
ミリタリー・ジャケットを発表
セルリアンは8つのコレクションに登場たちまちブームにあり
全米のデパートや安いカジュアル服の店でも販売され
あなたがセールで購入した
その"ブルー"は巨大な市場と無数の労働の象徴よ
とても皮肉ね”ファッションと無関係”と思った
セーターはそもそもここにいる
私たちが選んだのよ
"こんなの"の山からね

伝えたい事は、何がこれから流行るではなく、MARKET+INGです。

つねにMARKETは動き続けています。 ただ未来を予測ではなく、過去の流れから、文脈を捉えて、プロダクトライフサイクルも含めて、全体の流れの中で先に仕掛けていくことです。

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