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CBOとして考える。今『note』が失いつつある事と、これから必要な事について

結論からいうと、今の「機能訴求」だけを進めていくと、確かに「機能=便利」になりますが、『ブランド』を高めないと、最悪なら情報商材を売る場所になって、そもそものアイデンティティを無くして、消えていきます。

最近、個人的にnoteから離れてしまっていますがサービスあるあるで、ユーザーが急激に増えていく中で、そもそものコンセプトから、流行っているからで集まるユーザーに広まって、つまならなくなるのは、サービスが通るフェーズがあります。

現在は、CXO深津さんの施策で、サービス機能改善として便利になって、ユーザーも急激に増えていますが、ユーザーが増えることで、最初の濃い熱量が薄れたり、情報商材=儲かるための人も増えて世界観が揺れてきています。

もちろん、それに対して、noteの世界観は、深津さんも発信をしていますが、あくまで深津さんの発信で、『note=ブランド』の定義にはなっていません。

noteのコンセプトは『つくる、つながる、とどける』です。グロースハックのKPI(重要指標)も、これらに紐づけてやっていると思います。

noteがなぜ、ダレのどんな思いでできたかのアイデンティティを調べて見ても、サイトに該当する記事は、サービス説明だけで、noteがなぜできたかなどは、今のところヒットしていません。

近い記事です。グロースハックで、UI/UXの改善はされています。

サービスローンチから4年経過。CXOとして深津氏がジョインしたnoteでは、現在「発見性」「継続性」「コンテンツパワー」の3領域に注力しユーザーと向かい合っている。

タイミングの問題かも知れませんが、「そもそもnoteとは?」「ビジョン」「ミッション」がまだ見えてきていません。

沢登:現在社内では、「そもそもnoteとは?」といったところから考え直しています。というのもリリースから4年たち、立ち上げ当初と現在でサービスのあるべき姿が人によってずれていたりする。それを整えるワークショップを行なったりしています。ビジョン・ミッション・プロミス・タグライン・こんなnoteはいやだ、noteの性格など…。メンバー全員で認識を揃えようとしています。

伝えたいことは、今のnoteは「サービス」から『ブランド』への変換時期のタイミングです。そうしないと、他に同じようなBOLGサービス/コンテンツ販売プラットホームができた時に、消耗戦になってしまいます。

コンセプトが良いサービスが、短期間で急成長する中で、ユーザーが増えるケースをみておりますが「mixi」もそうですが、最初は良くても『そもそもnoteとは?』のアイデンティティや実現するビジョンや理念が弱いと、プロダクトライフサイクルの巻き込まれていきます。

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