羊谷知嘉の私的海外ドラマ傑作n選
【6月8日更新2】
海外ドラマの面白さを映画や小説、デジタルゲームと比較した場合、なんといってもそれはテーマ性とシナリオの妙だ。
この記事では、羊谷知嘉個人の視点で傑作や名作と呼べる海外ドラマを紹介していきたい。
ちなみに有料コンテンツとしたのはいくつか理由があって、まず、グーグル検索での流入が見込めないこと。
というのも、このコンテンツタイトルは「○○選」的なものにならざるをえない以上、僕の名前以外の固有名詞をいれにくいためSEO対策(Serch Engine Optimizationの略、検索エンジンに引っ掛かりやすくすること)を利かせづらく、記事に価値を見出してもらいやすいのは 「選:羊谷知嘉」にポジティブな意味を抱けるあなただけだからだ。
また、この手のコンテンツは数というか量が肝心なため、一般公開するに足ると僕自身が思うほどの批評的強度を文章にもたせようとは考えていない。
つまり、文脈とか背景とか他の国での評価など、検証や解説のたたき台をいちいち調べたりせず、あくまで僕個人はこう感じたという普段はあまり書かない率直な意見と感想をよりラフに書いていきたい。
目標は15〜20本。
初期価格は500円だけども、加筆を重ねるにつれて値段も少しずつ上げる予定なのでいわゆる "アーリーアクセス版" のうちにご購入頂けた方がおトクになる。
まあ、少くなくとも3月中は新型コロナ禍で外出自粛ムードが続きそうなので、本記事を参考にしばらく本物のドラマを愉しむ歓びに浸ってみてはいかがだろうか。
ちなみに、僕自身のドラマに対する好みとしてより異質な文化を舞台にした作品に惹かれやすい性質なので、「土地」を意識的に描いていたり風土の反映がある作品は評価が甘くなりやすいのはご了承いただきたい。
また、情報は知りたいけれどもお金というか対価はどうしても支払えないという方もいるかもしれないので作品リストだけは以下に掲載しておく――とはいえ、このリストだけでも僕の鑑賞技術と相応の時間が掛かっているので記事の価格が安いうちに早めの購入をおねがい申し上げたい。
【以下加筆】
無料で読める範囲内でのヴァリュー(笑)を高めるためオススメ度を5段階評価で付けることにした。
主な評価軸は、①娯楽的価値、②社会的価値、③芸術的価値の3つ。
誤解してほしくないのは、このオススメ度が満点だからといって僕がいちばん高く評価しているわけではないし、★が低いからといって駄作というわけではないこと――基本的により★が高い作品は一般向け、★が低い作品はマニア向けと観てもらってかまわない。
1.『ハンニバル』
★★★★☆
グロ耐性がないひとはキツいかも、腐女子は必見。
2.『ゴッドレス 神の消えた町』
★★★★★
ポリコレ偏重のアメリカ社会でこの作品が作られた意味。
3.『ボクらを見る目』
★★★★★
つべこべいわず黙って観ろ、そして泣け。
4.『オルタード・カーボン』
★★★★☆
エンタメ重視の作品とみせかけた映像美に震えろ。
5.『マインドハンター』
★★★☆☆
わかりやすい物語が好みの方にはオススメしません。
6.『パーソン・オブ・インタレスト』
★★★★★
クッソおもしろいっす(エンタメ的な意味で)、腐&百合アリ。
7.『私立探偵 ダーク・ジェントリー』
★★★☆☆
過去の苦しみを抱えているひとには随所で刺さるかも。
8.『コロニー』
★★★☆☆
エンタメとしては面白いが……。
9.『OA』
★☆☆☆☆
鑑賞上級者の玄人向け作品です。
10.『ナイトフライヤー』
★☆☆☆☆
玄人向けなうえに典型的な低予算作品なのでお勧めできません。
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