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遊具のない遊び

イギリスに来て覚えた英語の一つ、play area。

これは公園の中の遊具のある場所のことを指します。
(play groundと表記している公園もあり)

公園=パークと学校で教わりましたが、イギリスでパークというと、芝生やランニングコースがあるだけの場所がほとんどなようです。

いざ到着して、あれ?何も遊具がない!ということが2度ほどありました。


4才の娘が通う学校の向かいにも"パーク"があり、晴れた日は毎日お友達と遊んで帰るのがルーティンになっているのですが、毎日手ぶらで3時間くらい遊んでいます。

花びらを集めたり、川に石を投げてみたり、ひたすら芝生の上を走ったり、、、

敷地内にはイギリス国花であるバラも多く植えられていて綺麗なのですが、日本だと子どもが走り回る場所にトゲなどブーイングの嵐なことでしょう。。。

特にいいなぁと思った遊びが、木登り。
よく木に登る子ども見かけます。
登られすぎて変形して育った木も沢山w


どの枝を通って先に進もうか、次の右足はどこに置こうか、これ以上進んだら枝が折れるかな、などなど全身を使いながらも頭でも考えてる考えてる、、、


おかげで毎日靴が泥んこなって、翌朝カピカピに乾いた土が靴からボロっと取れるのがママ悩みあるある(笑)
掃除も大変なのですが、日本では自ら田舎の方へ足を伸ばさないと泥んこになることもなかったので、ありがたい悩みかもしれません。

コンクリートで整備された公園では、見かける昆虫も蟻やわらじ虫くらいでしたが、地面が土の自然溢れるパークにはミミズやおたまじゃくし、野生のリスがいて、毎日触れ合える生物も種類もガラリと変わりました。


日本でも生活の選択を変えていけば、この環境を持続しながら子育てできるはず。
来年帰国した時には、元いた街でも全く違う見え方ができそうで楽しみです。





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