見出し画像

たまには、読み終われない本だってある

村上春樹、河合隼雄に会いにいく 村上春樹・河合隼雄

今回、この本を読了できませんでしたが、きっとまた読むと思うので記録しておくことにします。

先月くらいに、私がSNSでよくみている方がこの本をおすすめされていたので、ふと思い出し図書館で借りて読んでみた。

私は、だいたい数冊を並行して読むようにしていて、会社に行く電車の中・お昼休憩中・帰りの電車の中・週末おうちで…などなど違う場所でそれぞれの本を読むのが好きだったりする。

この本は、村上春樹さんと河合隼雄さんの対談の本だし、仕事帰りの電車の中だったり、週末おうちでゆっくり読むのがいいかもなぁと考えていた。

なのに!この本と一緒に借りた『燃えよ剣』が面白すぎてそればかり読んでしまい、一向に読む気が起きない。しかも今月引っ越しもする予定で、とにかく私は忙しいのである。
ようやく『燃えよ剣』の上巻を読み終えたところで、ようやく手に取ってみた。

読みながらふと思ったんだけど、私、村上春樹さんの本一冊も読んだことない…。本の中でお二人が『ねじまき鳥クロニクル』という村上さんの本についてめっちゃ話しているけど、全然わからない…

はぁ…これは村上春樹さんの本を読んでから読んだほうがいいかもなぁ。と考えてたら、もう内容が全然頭に入ってこない。

お二人がすごくいいことを言っているのはわかる。共感もできる。でも、何か読むタイミング今じゃなくない…?と思い、返却期限も迫っていたので本を返しました。買ってたら確実に積ん読になっていただろう…

やっぱり本との出会いってのは、本屋さんでふと手にとってみて「面白そう!」と思ったもの、みたいな方がいいよね。人からおすすめされるより、自分自身で探し出した…というか見つけた本の方が面白い気がする。

電子書籍もいいんだけど、私の過去の履歴からおすすめを紹介してくれるから、どうもジャンルが偏ってしまう傾向がある。
だから、たまに書店に行って入り口辺りに平積みされている新刊をチェックしてみたり、夏の文庫本特集とか見てみたり、そういう出会いを探しに行くのが大事だよなぁと思ったり。たまにハズレもあるけど。

誰かがおすすめしていて、それがきっかけで手に取って読んでみること結構ある。書籍のランキングとかもよく見るし。

でも、本当に読むタイミングとか、その時の気持ちとか、そういうちょっとしたことで感じ方が変わっていくと思うから、自分が誰かにおすすめするときは、これは絶対読んだ方がいい!とか読んでみて!!とか押し売りしすぎないように気をつけようと思いました。

そして、村上春樹さんの本を読んでみよう。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?