40歳過ぎてライブハウスデビューした話
これは2022年のコロナ渦の話です。
当時わたしは「真天地開闢集団ジグザグ」という
ビジュアル系バンドに突然はまりました。
ビジュアル系バンドには縁のない人生だったのに
とにかく大好きになりました。
どうしても生で聞いてみたい。
当然の願望ですよね。
しかし相手はビジュアル系バンド
ライブはライブハウス
いままでドームなど座席が決まったライブの
経験しかなかったため、だいぶひよりました。
ライブハウスってなんか怖そうなイメージありませんか?
見る場所はどうやって決まるのか謎すぎるし。
しかも一人だし。
でも、好きのチカラってすごいんです。
「見たい」が「不安」を大きく上回りました。
行く前にネットで入念にライブハウスのルールを確認しました。
・整理番号順に入場
・大きな荷物はロッカーに入れる
・一度場所を決めたら基本離れるのはNG
・ドリンク代が必要
迎えた当日、整理番号は526番
荷物はボディバッグのみ、600円のドリンク代を
無事に水と交換し、会場へ急ぎました。
上手?下手?
どこに行けばいいのか全然わからないので
とりあえず怖くなさそうな人の隣にしてみました。
トイレに行きたくなったら困るので、飲み物は極力ガマン。
でもコロナ渦でマスク必須だったので暑い!
ライブ開始まで1時間弱たちっぱなし。
つらい、つらすぎる。
ちょっと来た事を後悔してました。
でも、開演時間になり、ずっとずっと会いたかった
ジグザグが目の前に現れたとき、本当に本当に感動しました。
月並みですが、「本当に存在しているんだ」と思いました。
そこからはとにかく楽しくて、足の痛みも忘れて
満喫しました。
2時間後、ライブ会場を出るときには
次も絶対来ようと決めていました。
それ以降、積極的に階段使ったり、仕事帰りに歩いたり
「ライブに耐えうる足腰づくり」に励むようになりました。
そんなジグザグもいまやホールツアーとなり
楽ができるようになりました。
ですが、あの日、足の痛みに耐えながら見たライブは
人生において忘れがたい時間になりました。
あのとき勇気だしてよかった。
「やりたいと思ったことはまずやってみる。」
今後もいろいろ挑戦していこうと思います。
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