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「東北からはじまるはじめての一歩~はじめてのIT勉強会に学ぶ~」

みなさん、おばんです。

今回は、仙台で開催されている
「はじめてのIT勉強会@仙台」に参加した際に
 感激したことがあり、どうしても全国の方にお届けできたらと思うくらい
 とても素敵なお話があったので、ご紹介させていただきたいと思います。


 1,はじめてのIT勉強会とは?


 毎月第4水曜日の19:00から仙台駅近辺で開催されている、
 いろいろな不安があって参加を躊躇っている方が、
 気軽に参加できることを目的に開催する勉強会で、業界未経験の方からベテランまで集って
 わいわい楽しみながら学んでいる、仙台でとても賑わっている勉強会です。
 
 札幌と熊本でも中継を結んで同時開催しているので、札幌や熊本近辺の方は是非チェックしてみてください。
 
【URL】
https://hajimete-it.com/

2.学生さんからも学ぶことがある!

この勉強会は学生さんも参加しています。
(お酒ではなくジュースまたはお茶で乾杯しておりますので、そのあたりはご理解ください)
宮城には高専や大学がいくつもあり仙台近辺は「学都コンソーシアム仙台」という学校関係なく
学生さんが学ぶ機会がたくさんありチャンスは無限に広がっていると思います。
学校で学んだり、自分達で新サービスを考えてはアウトプットする
大人顔負けのプレゼンに大人も学ばされることがあります。
時には、学生のプレゼンに対してベテランからのためになるアドバイスも受けることができたりして
学生支援の力の入れ方には感服してしまいました。

このはじめてのIT勉強会に限らず東北のITユーザーグループ勉強会すべてに
関連すると思います。

東京の勉強会ってこういった取り組み少ない気がします。
大人が偉いから勉強会では大人の指示に従うのがルール!って。。。
勉強会は大人も学生も関係ないです!
(※これを人は宗教戦争と呼ぶ。)
人間平等。楽しくいきたいですね!

賃金の問題や東京の下請け問題、IT技術は就職で東京に行かないと習得できないなど
地方の壁問題が多々存在するとは思いますが、ふるさと東北で学び
東北で働きたいと願う学生達を救うことがひとつでも増えるような取り組みが、
夢をかなえたい学生さんたちの活動の応援が更に活発化されるといいなと思っています。

3.はじめてのIT勉強会に参加してみた!

私も宮城県の勉強会を開拓してみるか~~~!と
思い参加してみることにしました。

初参戦してから「この勉強会面白い!」と思って
もう、3回参加しています。常連の域に達している感。
そんな私はこの勉強会でLT(ライトニングトーク)にチャレンジしています。
LTチャレンジの際はFBかLINEのタイムラインに予告を書いてます。
しくじり先生をしてしまうと恥ずかしいので、全体公表はしていません。。。
胸を張ってしっかりLTチャレンジが成功したら、note上に予告を書くようにしますね。

過去どんなことをやっていたかについてはTwitterなどで
いろんな方の実況を読んでみると反応が楽しいです。

今回は2020/1/22開催の回である高専生が登壇して楽しく、
且つあたたかいお話を聞かせていただきました。
これは全国の大人にも目をしっかり開いて読んでほしいと思い
お届けします。


4.高専生が考えた移動式天文台プロジェクト

この日登壇したのは宮城県名取市の「名取天文台」さん。
まだ高専に通う学生さんですが。
この「名取天文台」をはじめた高専生が学校の企画でプラネタリウムを制作、
紆余曲折を得て移動式天文台プロジェクトをスタートさせる市民活動団体となり、
公民館を皮切りにイオンモールまでプラネタリウム上映が実現したという内容です。
どんなドラマがあったのか。学校の活動から校外に出て市民活動団体になったのか
とても気になりますよね。


①まちづくり基金に着目。地元の建設会社の助成金バックアップが味方してくれた。

高専生のプラネタリウムプロジェクトは制作段階で困難に立ち向かっている最中
助成金バックアップがあることを知ったそうです。
宮城県名取市に本社を構えるとある建設会社さんの「まちづくり基金」プロジェクト。
助成金のバックアップにより「名取天文台」が誕生します。
助成金の力、凄い!!!

社会との関わりができるし、高専生の活動を理解して賛同した会社さんにも拍手!
助成金のおかげでプラネタリウムが改良され、お見せできるようになったそうなのです。


そして、初めて学校の外でプラネタリウムを開催
開催場所に選んだのは、「公民館」
目の付け所、すごくないですか?誰もが使わない公民館を会場に選んだところ。
大人でも絶対考えない発想です。
市民施設にイベント集客をするなんて、高専生すごいなあ。

②「責任問題」から学校を超えてNPO化。クラウドファンディングを実施する。

助成金でバックアップをうけるとなると
お金を伴う訳だから確かに責任問題は発生しますし、いっそのこと
NPO化して市民団体として活動しちゃえ!って英断だと思いました。
更に助成金バックアップスポンサーに宮城県の有名新聞社さんも加わって
プラネタリウムが更にグレードアップしたそうです。

そして学生達がクラウドファンディングに挑戦します。

実際のクラウドファンディングは以下からチェックしてみてください。

https://camp-fire.jp/projects/view/144465

③集客の方法を分析し、集客しやすい場所を探して地元のイオンモールで開催!

学生の想いは多くの人を動かすんだなあと感じました。
広報や集客の仕方の検討ってなかなか難しいけれど、ラジオや新聞メディアの力って
強いんですよ。。。私も中学校時代の吹奏楽部の活動で身に染みて感じたことのひとつです。
校外で開催することによって、プラネタリウムに興味をもつ子供も増えるだろうし、
素敵な取り組みだと思ったし、私も心があたたまりました。
今後はワークショップを通してもっとプラネタリウムを知ってもらえるような取り組みにもチャレンジしていくそうなので
ぜひ応援していきたいですし、プラネタリウムに行きたくなりました。

場所を提供したイオンモール名取さんすごい!皆さん週末はイオンモールに買い物行こう!!!


5.まとめ

東北は夢や目標に向かって進む若者への支援が熱いということです。
それはスポーツ界、文化界、多岐に渡ります。

若者が夢のために上京!なんてテレビ番組で取り上げられたりしますが、
それが正しいとか、美徳だとか、感想で飛び交う毎日。
反対に夢を地元でも叶えていきたくて諦められない。そんな人もいます。
そんな人にも光が当たってほしいし、興味をもってもらえるきっかけにならないかなと感じています。

大人達が温かい目で見守り、ふるさとから夢をかなえる若者を
これからもバックアップしていけたらいいなと思う今日この頃です。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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