見出し画像

おうちで中華 - 臘肉炒蒜苗(葉にんにくと中華ベーコンの炒めもの)

日本でも広まってほしい中国の野菜は色々あるが、そのひとつが蒜苗(或いは、青蒜)。葉にんにくのことだ。シャキッとした歯ごたえににんにくの香りが立ち(当たり前だ)、甘みもある。炒めものに使うととても美味しい。

最近、蒜苔(にんにくの芽)は普通のスーパーでも見かけるようになってきた気がするが、蒜苗はまだまだ。日本人が大好きな麻婆豆腐や回鍋肉だって本場は必ず蒜苗を使うのだから、潜在的需要はあると思うんだけどなあ。

とボヤいていたところ、中華街でにんにくの葉を入手できたので、今日は臘肉炒蒜苗(葉にんにくと中華ベーコンの炒めもの)をご紹介しよう。両者を炒めるだけであるが、臘肉という旨味の強い熟成肉とクセの強いにんにくの葉がピタリとハマる。


臘肉炒蒜苗 腊肉炒蒜苗
làròu chǎo suànmiáo

画像4
臘肉炒蒜苗(葉にんにくと中華ベーコンの炒めもの)

単純な料理なのでたくさんの地域で様々な作り方があるが、僕が好きなのは、甘めの醤油味と生唐辛子の刺激を加えてまとめる湖南料理スタイルだ。

甘じょっぱい濃いめの味付けが、冷えたビールを呼ぶし、熱々のご飯にも抜群に合うのだ。脂が透き通ったむっちりした臘肉が実に旨い。

画像3

子供が食べる場合、赤唐辛子を赤ピーマンなどで代用すれば、色味の華やかさは同じまま、誰でも食べられる味になる。5歳我が子も大好物である。

画像1

ということで、にんにくの葉、せめて香菜と同じくらい流通してくれると作れる料理が増えて嬉しいんだけどなあ。

レシピは1本300円ですが、マガジン「春から夏の中華料理20選vol.2」なら20本で980円。1本50円程と大変お得ですので、マガジンがオススメです。

ここから先は

574字 / 1画像
この記事のみ ¥ 300

よろしければサポートをお願いします!頂いたサポートは食材と酒徒のやる気に姿を変え、新たなレシピとなって皆さまに還元される寸法です。