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台湾で食べた⑦ - 世界で一番有名な小籠包。

さて、昼ごはんの時間。東門市場を出た我々は、焼き付けるような強い日差しの下を目的地へ向かった。ただ、台北の町はずっと日陰の下を歩いていけるように設計されているので、その点はずいぶん楽である。

その秘密は亭仔脚。中国南方だと騎楼という。建物の道路側の1階部分だけを少し後退させて、屋根付きの歩道を確保する建築様式だ。大通り沿いの建物は大抵同じ様式なので、屋根付き歩道がどんどん繋がって、アーケード街のようになるというわけだ。(→参考写真

「広州の旧市街もこんな感じだったね」
「そうだったな、懐かしいね」

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