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おうちで中華 - 椒塩蝦(海老の花椒揚げ)

今日の料理は、海老中華第3弾。第1弾・白灼蝦(茹で海老)、第2弾・蒜蓉粉絲蒸大蝦(海老と春雨のニンニク蒸し)に続いて、夏にピッタリの一皿をご紹介しよう。その名も、椒塩蝦(海老の花椒揚げ)

薄く衣をつけた小ぶりの海老を、軽やかに殻ごと揚げる。熱々サクサクの殻の中にプリプリの身と濃厚なミソ。多くを語るまでもなく、「そんなの旨いに決まってる」ひと皿だ。

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日本の居酒屋料理の定番・川海老の唐揚げに似ているが、もちろん中華らしい仕掛けがある。花椒(中国山椒)と塩を合わせた椒塩が一番のポイント。香り高く痺れる刺激が食欲をかき立て、果てしなくビールが進む

刻んだ紫玉葱やパプリカや青葱は、色味を華やかにする目的もあるが、それだけではない。海老と一緒に食べると、食感がにぎやかになり、後味が爽やかになる。山盛りの海老をペロリと食べさせる縁の下の力持ちだ。

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揚げ物は大変そう…と思うかもだけど、1分程度揚げるだけなので、至って簡単。案ずるより産むがやすしだ。海老を揚げた後の油は、何を炒めても海老の香りとコクを楽しめる「魔法の油」に化けるので、油の大量消費を懸念する必要もない。

この料理には小ぶりの海老が適していて、これまでの海老中華の中では最も財布に優しいお値段で材料をゲットできる。夏休みの昼下がり、冷えたビールと共にサクサクの海老を楽しむのは如何だろう。

今回も、沖縄の宜野座養殖場さんから車海老をご提供頂きました。昨今の事情で需要が低迷する中、食材提供するので海老中華を紹介してほしいとご依頼頂いたコラボ企画も、はや第三弾!皆さん、お試し頂けたら嬉しいです。
(販売サイト:https://www1.enekoshop.jp/shop/ginozaab/

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冷凍車海老は数分の流水解凍で使えるので、活き海老をさばくのは怖いとか面倒という方でも気軽ですよ。刺身でも美味しいピカピカの鮮度でした。

尚、レシピは活き海老と冷凍海老の両バージョンでお送りする。

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