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小さな約束をつくり続ける

かとうちはる

9月に入って、森のようちえん活動が再開した。久々に子どもたちやそのお父さんお母さんと一緒に自然の中を歩きながら、こうした時間の尊さを噛みしめている。

子どもと大人が、ただひたすら自然の中で遊ぶ。決まっているのは、活動する場所だけ。終わりの時間もだいたい決まっているけれど、プログラムは特に決められていない。効率とか成果とかからは対岸にある時間だ。

今、周りを見渡してみると、いろんなイベントで溢れている。FBのフィードには、あなたが興味ありそうなイベントが表示されるし、どこからともなくイベントお誘いメールがやってくる。新聞を開けば、イベント案内のチラシも入ってる。

イベントはいわゆるハレの日だと思うのだけれど、決まった日時に気軽に気楽に会えるような、小さな約束のようなイベントって結構大事だなと最近よく考える。ケの日のイベントとでも言ったらよいのだろうか。

広場に集まってゲートボールに興じるじいちゃん、ばあちゃんや、毎日夕方になると、近所の川沿いを散歩しているおばちゃんたちのような。日常の中のささやかなイベントとも言えるし、習慣とも、小さな約束とも呼べる。

まちづくりの文脈でも、〇〇マルシェとか、フェス的なイベントが増えている一方、誰かをめいいっぱい楽しませようとするイベントは、頻度や規模によってはホスト側も疲弊してしまう。人がたくさん来て、物が売れて、経済的には潤うかもしれないけれど。

そんな状況をぐっと引いて見てみると、実は今求められているのは、ケの日のイベントのような、小さな約束のようなものなんじゃないかと考えている。

だからこそ、森のようちえん活動のような、定期的に会う小さな約束のような時間を大切にしながら、そんな機会を作り続けていきたいと思う今日この頃です。

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かとうちはる

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かとうちはる
えひめの南で暮らしながら感じたあれこれを書いています。 森のようちえん運営、郷土研究フリーマガジン編集をしながら、👧8・5・3歳を育てています。 http://noyamacompany.com/