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私がエストニアを好きになったわけ

私はロシアの隣、フィンランドの下にある小さな国、エストニアのことが大好きです。パリやベルギーやモスクワ、他いろいろなヨーロッパの都市や国が大好きですが、今最も魅力を感じていて、長居をしたいと思うのがエストニアです。好きになった経緯と理由を書き出してみようと思います。


エストニアを知った理由

私はフィギュアスケートが好きです。特にヨーロッパの選手が好きです。しかし、日本でヨーロッパの試合を見ることはできません。そんな時にパソコンでエストニアの国営放送を見られることを知り、そこでスケートの試合をやっていたので、エストニア放送を見ることにしました。そこで見た、偶然にもエストニアの選手に一目ぼれをしてしまいます。

2010年、これが私とエストニアの初めての出会いでした。


初めてのエストニア行き

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その後、そのエストニアの選手が出る試合を見るようになりました。ですが、エストニアには兵役があり、22歳になると男性は引退してしまいます。そのため、次の選手を探していたところ、見事にエストニアのチーム全体にはまってしまいました。

2015年、私が大学4年生で卒業旅行でヨーロッパを考えていた時に、ちょうどエストニアのタリンで好きな選手が出場する大きな試合があることがわかりました。瞬間、運命を感じました。ここに行くしかないと思い、すぐに手配。

エストニアの空港はとても小さかったのを覚えています。バスで市内に向かったのですが、降りる場所を間違えてタリン港までついてしまい、とりあえずタクシーを呼びました。まだ何も知らなかった私は、タクシーの運転手が英語を流暢に話していたことに驚きました。その後ホームレスの男性や、お店の人とも話しましたが、みんな当たり前のように英語を話します。このことが第一の驚きでした。

街を歩いてみると、とても小さい中にたくさんの見どころが詰まっている街だなと感じました。世界遺産の旧市街は歩いて数時間あればすべて見ることのできる小ささです。ですが、その中にたくさんの伝統工芸品のお店やニットのお店が立ち並び、建物はカラフルで、何時間もいられました。

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旧市街の車両通行止めの石もアヒルの形をしていておしゃれだなと思いました。

そして、絶対にまた行くと決め、帰路につきました。


二度目のエストニア

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二度目もスケートでした。ですが今度はヨーロッパを周遊中だったため、リガからバスでエストニアに入りました。バスは全席WiFiがついており、トイレやドリンクバーも完備され、椅子もラグジュアリーでとても快適でした。

ラトビアからエストニアに入った途端、木が針葉樹に変わりました。すこし冷たいけど、力強い感じがして、ああエストニアに来たんだなと感じました。

このころにはエストニアのことを少し勉強していたので、なんとなく国の形はわかっていました。Skypeが生まれた国であること、IT大国と呼ばれていること、スタートアップが盛んなこと、そのため、現在世界から注目されていること。

そう思うと合点がいくことが増えました。街中ではほとんどの場所でWiFiが使えること、英語が通じること、旧市街と新市街の雰囲気の違いなど、知れば知るほど面白いと感じるようになりました。

また、エストニアのスキンケア用品が私の肌にぴったりあっていることも私がエストニアを好きな理由の一つです。GNというブランドがとにかく私にあっていて、ヘアケアやスキンケアなど、オーガニック製品でしかも肌にもいいので、もっといろいろなものを試してみたくなりました。

好きな場所に関しては前回の記事をご覧ください

なぜエストニアが好きなのか

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2度のエストニア旅行で私はエストニアという国の魅力にはまってしまいました。私が一番感じていることは、とてもチャレンジングであり、だけど保守的でもあるところです。守るものはしっかり守る、そのうえで新しいものを築いていく、そんな雰囲気が旅行をしているだけで見て取れました。

自国の美しい自然や旧市街の美しい街並みを心から愛し、しかし新しいものは積極的につかみに行く、きっとそこからにじみ出る人々の人柄に魅力を感じるのかもしれません。


また、エストニアの穏やかな雰囲気がとても好きです。自国の食材を使った料理はとても煌びやかだけど温かい味がしておいしく、新市街でさえも少し入れば自然があり、海があり、リフレッシュすることができる。コンパクトなのにごみごみしていないところがエストニアの魅力だと心から思っています。


2月~3月にかけて、このタリンという街を、エストニアという国を、暮らすように過ごして肌で感じてきます。様々な挑戦もしていければと思っています。どうか、見守っていてくだされば幸いです。

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