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一番お気に入りのレンズ ZEISS BATIS 2/40 CF

カールツァイス Batis 2/40 CFのレビューです。
ところでツァイスは英語圏ではザイスと発音されるようです。Youtubeを見ていて気が付きました。英語でツァイスと言っても通じないので気をつけましょう。

仕事で一番稼働率が高いレンズがこの40mmになります。まさに万能レンズで、基本的に写真撮影はこの一本で済んでしまうことがほとんどです。結婚式も集合写真以外はこれ一本で対応してしまいます。

レンズは歪みがほとんど感じられず、寄っても引いても端正な描写で期待に応えてくれます。動画の撮影でもBロールはたいていこの40mmがあれば満足いく結果が得られるため、25mmと40mmがあれば撮影にこまることはありません。


CF(Close Focus)の名の通り撮影最短距離が短く寄れるレンズ(24cm)なので、マクロまでは必要ないが寄りたいときに重宝します。フォーカスリミッタもついているので短距離でAFしたいときは更に便利になります。

欠点と言えば、鏡胴の口径に対してレンズが小さいため、前からみたときの迫力に欠けるということでしょうか。これはBatisシリーズでフィルター径を揃えているために起こることです(18mmは例外)。

ちなみに撮影するときのサイズ感はちょうどよく、動画でMF撮影するときのフォーカスリングも操作しやすい大きさといえるでしょう。


いつもの装着カットです。絞りがあまくレンズがボケてしまいました。プライムレンズとしてはかなり迫力のある顔つきになりますが、つるっとした外観が個人的には好みです。

ちなみに40mmは85mmと同じ大きさなのでフォーカスリミッタのスイッチを隠すとどちかがどちらかわかりません。鏡胴など同じ部品ですね。

左が40mm、右が85mm。

大きさは同じですが、重量は異なります。40mmは362 g 、85mmは453 g(前後キャップなし)なので、40mmを持った時かなり軽く感じられます。


この2/40CFは本当におすすめレンズで、これ一本あればスナップ写真から人物写真までなんでもこなせてしまいます。そしてその写りは最高なのですから言うことありませんね。もし他社の35〜50ミリクラスのレンズと迷っているようでしたら、一度このレンズを使ってみることをオススメいたします。

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