ストウブで焼き芋作り
畑で大量のさつまいもが収穫できて、その日以来毎日さつまいもを食べているのだが、さすがの芋好きでもちょっと飽きてきた。いつもはストウブで蒸し煮にしている。芋そのものが美味しいので素材のまま食べるのが一番である。子どもたちも料理して手を加えるよりもこの方法を好む。
ストウブのいいところは少量の水で調理できるところである。
そのためホクホクが取り柄の紅あずまがべちゃべちゃにならずに美味しくできるのだ。
さて、そんな蒸し芋に飽きてきたのでどうしようかと考えた。さつまいもなら焼き芋ではないか。焼き芋はなんだか大変そうと思っていたが、ネットで調べてみるとなんだストウブできそうじゃないか。
結局、少量の水すらも入れずに火にかければよいだけだった。30分焼いてひっくり返してまた30分焼く。蒸し煮の倍以上時間がかかるが水が入っていないということはそういうことなのだろう。して出来上がってみれば焼き芋である。
時間はかかるがちゃんと焼き芋になっている。これはなかなかに感動的だ。美味い。蒸し芋とはまた違った美味さが焼き芋にはある。初めてにしては上出来だがそれはさすがストウブだ。ストウブ最強すぎるだろ。
しかし改善点がないわけではない。
紅あずまは水分量が少ないので水ゼロ(実際には洗ったときの水はついている)ではちょっと足りない。ほんの少量でいいので水を入れて焼いたほうがよさそうである。それに水分があるほうが蒸気圧によってもっときれいに焼けるに相違ないと想像する。スチームオーブンと同じ理屈である。
またひとつストウブの使い道が広がった。我が家のストウブ稼働率は非常に高く、何某かの料理でほぼ毎日使っている。まさに一生物の調理器具である。問題は良すぎていろんなサイズのストウブが欲しくなってしまうことである。
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