【詩】きんつば戦争
きんつばが食べたいとあなたが言えば
食べたいと私も答える
それほどあなたのことが好き
きんつばをひとくちふたくち
もぐもぐと
ただもぐもぐと
無言のまるで戦争だ
食べてる間は
心にあなたはいなくって
食べ終わったら
心にあなたが現れる
つまりはそれほどあなたが好きで
それほど私はきんつば大好き
もぐもぐと
ただもぐもぐ、もぐと
早い話が戦争だ
私をめぐって戦争だ
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お読みいただきありがとうございます。きんつば食べたいと思いながら書いたものです。もう1年の50分の1が過ぎてしまったよおぅ。。あとこれを50回繰り返すだけでもう新年。明けましておめでとうございます。よいお年を。冗談じゃない。
読んでいただき、ありがとうございます。 ほとんどの詩の舞台は私が住んでる町、安曇野です。 普段作ってるお菓子と同じく、小さな気持ちを大切にしながら、ちょっとだけ美味しい気持ちになれる、そんな詩が書けたらなと思っています。