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エイミー・コールさんの臨死体験のお話。

すみません、例によって上の画像は何の関係もありません笑。

今回はエイミー・コールさんの臨死体験のお話をお届けしたいと思います。ただ、動画が約1時間あり、彼女自身も本当はもっと話すことがあるのになるべく時間内に収めようと早口で喋っているので、要約(適当)みたいな感じで書かせていただきます。

いつも通り、間違い等ありましたらご指摘ください。


さて。エイミーさんは子どもの頃からとても繊細で(最近よく言われるHSCです)、エンパス体質だったようです。すべてのものと繋がっているように感じて、時として他人や他の生き物や植物と自分を分けて考えるのが難しいほどだったとか。

4歳のとき、この世には神様にお祈りしても救われない苦しみがあることを知り、それからというもの他人の苦しみに対してより敏感になり、アフリカで苦しんでいる人々のことや誘拐事件など、そういう悲しいニュースを聞くたび精神的に打ちのめされていたそうです。

また彼女のお母さんは繊維筋痛症で、お祖母さんは強直性脊椎炎を患っており、彼女たちの苦しみを側で見ているのはとても辛く、そのこともエイミーさんを苦しめていました。

抑鬱状態になり死ぬことも考えたということですが、それと同時に、リモコンで適当に人を選んで苦しめているような、そんな神がいる向こうの世界にも行きたくないと葛藤していたそうです。

彼女があまりにエンパスすぎるので、心配した両親が精神科医に連れて行き、双極性障害と診断され、ここから彼女の薬漬けの生活が始まります。

そして17歳のとき、彼女自身も繊維筋痛症を発症します。様々な症状を抑え込むために毎日大量の薬を摂ることに疲れて、衝動的にオーバードースしてしまったことも。

それでもなんとか生きて、21歳のとき、世間一般の慣習に従い彼女も普通に結婚しました。

彼女は、信心深く正しい人間として暮らすことで、自分や他の人たちに良い変化がもたらされるようにと祈り続けていたそうです。どうか自分を神の道具としてお使いくださいと。それにも拘らず、彼女の病状は悪化の一途を辿りました。ときには痛みが酷すぎて歩くこともままならず床を這うこともあったり、夜も15分ごとに痛みで目が覚めてしまう程だったとか。

それから暫くして定期検診に行ったとき、様々な不安や不眠、強迫観念に関して医師に訴えると「いい薬があるから試してみましょう」と勧められますが、副作用で鼻から息が出来なくなってしまいます。そのことを医師に伝えても、ただ薬を続けるようにとしか言ってもらえません。

そしてあるとき彼女が一番下のお子さんをあやしていると、不思議なことが起こります。

当時彼女は30歳になっており、一番下のお子さんは3ヶ月だったのですが、この子の喉に問題があって、医師から赤ちゃんを泣かせないようにと言われていたそうです。当然赤ん坊を泣かせないようにするというのは非常に困難なことなのですが、徐々に喉の症状は改善していたものの、ぐずり始めたお子さんをエイミーさんは必死になだめていました。

すると、家の中にいたにも拘らず、黒い雲のようなものがスゥッと立ち込めたように部屋が真っ暗になり、続いて輝く光が現れました。その光を見て赤ちゃんが生まれて初めてキャッキャと笑い、そして安心して眠り始めたのです。エイミーさんは彼女をベッドに寝かせ、自身も安らかな気持ちになり、薬を飲んで寝ることにしました。

ところが薬を飲んだ途端、鼻からも口からも息が出来ず、身体をピクリとも動かせなくなってしまいます。そうしてパニックに陥ったとき、突然頭頂部あたりから意識が抜け出し、自由になったのです。

そして彼女は門のようなところにやってきました。そこでは金色に輝く道や天使は見なかったけれども、こちらに比べ極度にリアルで、例えるならこちらの世界が昔の白黒テレビだとすると、あちらの世界はハイビジョン(HDTV)のように感じたそうです。

そこで彼女は一人の男性を見つけます。エイミーさんは彼のことをメンターのように感じ、話しかけます(話すと言っても言葉を介さないコミュニケーションですが)。彼はここにやってくる人々に謙虚であることの大切さを伝えるために、その場所にいるのでした。彼の存在自体が音叉のようになって、そこにいる人たちの意識に直接それを伝えていたのです。

(24:33 このへんで少し自殺の定義に関するお話をされているのですが、わたしの英語力では理解しきれませんでした。すみません笑。多分そこにいる人たちは何らかの形で、故意であるかどうかに拘らず、自らの命を絶った方々が集まっていたとお話ししている気がします)

でも彼が言うには、本来の学びは肉体を持っているときにしか出来ないので、彼が教えるのにも限界があるとのことでした。それを聞いてエイミーさんは驚きます。身体から抜け出すことが、彼女の長年の願いだったからです。身体はダメで魂が上なのではなく、実際にはどちらも大切なのでした。

その後また別のメンターにも遭遇し、彼女は質問するのですが、彼女が何かについて尋ねようとすると、その瞬間にそのメンターの意識の側からエイミーさん自身を見ていて、彼の持つ知識により自然と答えが得られるのです。(先日書いたナンシー・ラインズさんとそのガイドの方との会話の仕方と同じですね)

次にエイミーさんの前に一人の若い女性がやってきて、わたしは今自由で、痛みもなく、幸せだと、そう彼らに伝えてくれと言うのですが、エイミーさんは彼女を知りません。彼女は自殺で亡くなった方だったようですが、その死に至るまでの彼女の心の苦しみをエイミーさんに見せてくれ、また得意だった歌も披露してくれました。

そうこうするうち最初の場面に戻り(この次元では時間というものがないので、厳密にいうと戻ったのではなく全てが同時に起きていたらしいのですが、言葉にするのは難しいようです笑)、最初のメンターの方に「なぜこの人たちはここにいるんですか?」と聞くと「彼らは亡くなった方々ですよ」と言われます。エイミーさんは「じゃあわたしも??」と疑問に思ったようですが、彼によると彼女はまだ完全に亡くなってはいないようでした。

そこで一旦場面は変わり、今度はエイミーさんとしての自意識や家族との繋がりを持たない、純粋な魂としての体験が始まります。

そこでは宇宙のすべての情報にアクセスすることが出来て、部屋を横切る小さな虫にさえ、宇宙の美しい秩序が働いていることが分かったのです。

それまで彼女が思っていたように、神はリモコンで適当に選んだ人に死を与えたりする無茶苦茶な存在ではなくて、想像を遥かに超えた美しい秩序によってすべてを動かしているのでした。それは時計仕掛けのようで、ひとつひとつの動きが相互に影響を与え合っており、エイミーさんもその秩序の一部だったのです。

そして次にライフレビューが始まります。そのときのエイミーさんの意識の状態は喩えるならトーテムポールのようで、人間としてのエゴを持った存在としてだけでなく、もっと動物的感覚ともいえるもの、更に純粋な魂として、それからワンネスとして周りの人々やすべての源泉とも繋がった状態が同時に存在していました。自分を含めたすべての人々を自分の子どものように感じ、ただひたすら幸せであって欲しいという気持ちがエイミーさんの心にあふれます。

そのライフレビューで、エイミーさんはかつて自分が敵だと思っていた人に再会します。最初は彼女をジャッジする気持ちが起きますが、それまでに抱いてきた印象の奥にある本当の彼女の魂と繋がったとき、自分の最初の子どもに抱くのと同じくらいの愛を、彼女に感じたそうです。単に許すとかそういう感情ではなく、すべての源泉を通じてあふれる愛が、エイミーさんにそうさせたんですね。

その次にエイミーさんのガイドがやってきて、情報がダウンロードされるパートに移り、そこで地球が見えてきます。地球の上にNOVATAという文字が書かれていて「Seven days of the week」という意味のスペイン語と「七日目に備えなさい」という言葉が聞こえたそうです。

地球の周囲をぐるりと回ると、それぞれの土地に固有の周波数や魂があり、尚且つすべてが相互に連結し、そして惑星全体にとっても大切なものであることが見てとれました。国という単位でなく、都市や小さな町さえもお互いに繋がって、同時にそれぞれが特別な存在でもあるのです。

その後エイミーさんは「地球に戻りなさい(Come back to earth)」という言葉を聞きます。彼女的にこれは食べ物のことを言っているのだと解釈しているそうで、ネイティヴ・アメリカンの暮らしから学ぶことがあるとも仰っています。こちらに戻ってからはシンプルでピュアな(加工されたり添加物などが入っていないということでしょうか?)食生活を心がけているとのこと。

ちなみにエイミーさんの臨死体験のお話をネットで読んで、とある女性がNOVATAというのは「新しい始まり」のような意味だと教えてくれたそうです。

そこで見た地球には目があって、まるで生きている存在のように感じられました。そして他の惑星や月など、様々なものを見終わると、それまで一緒にいたガイドが「さぁ、戻る時間ですよ」と言いました。それを聞いて彼女は引き裂かれるような、激しい苦痛を感じ、ガイドと口論になったそうです(口論と言ってもガイドは全然怒ってないでしょうけど笑)。どちらが勝ったかは当然誰の目にも明らかですね。

彼女がもしガラスだったら、粉々に割れてしまったような、そんな気持ちでした。そのときは身体はなかったのですが、ひとつひとつの細胞が嘆き悲しみ、ほとんど内側から破裂しそうなほどの呻き声を上げているような、そんな感覚だったようです。

ガイドが「左をご覧なさい」と言うので見ると、そこには彼女の4歳のお子さんが立っていて「ママ、誰がわたしたちの面倒をみてくれるの?」と微笑みながら言いました。彼女は「もちろんわたしが面倒みるわ」と返すのですが、そのときエイミーさんは自分の人生の様々なものとの繋がりを失いつつあり、たとえ戻らなくても全ては大丈夫なのだという考えがあったにも拘らず、そのとき繋がっていたあらゆるものの源泉(source)の愛が、エイミーさんにそう言わせたのでした。

それでもその場所を離れるのが辛くて彼女が涙を流していると、今度は「右をご覧なさい」と言われます。するとリビングルームにいる未来のエイミーさんのお母さんのホログラフが現れます。彼女が弱々しく、(本来なら髪も洋服もきちんとするタイプの1950年代の女性なのに)髪が乱れているのを見て、「ママを助けなきゃ」と思ったそうです。

そこで彼女は、自分のもっと高いレベルの意識が地球に戻るのを望んでいることを悟ります。

とはいえ戻り方がわからず泣き続けていると、ガイドが「わかりました」と言い、渦のようなものが現れ、ガイドとエイミーさんはひとつになってその渦に飛び込み、地球に向かって指を伸ばすと瞬間的に身体に戻ったということです。

(51:38 このあと暫く身体に戻る様子が詳しく語られていますが、描写が細かいのと、そこまで重要でもないかなということで省きます。すみません)

その後、教会に行かなければならないという気がして、旦那様が止めるのも聞かずそこに向かうと、激しく泣いている女性がいました。話を聞くと、彼女のお嬢さんが亡くなったということで、エイミーさんの脳裏に臨死体験中に会った歌の上手なお嬢さんの姿がフラッシュバックします。

「明日うちに来てお話ししませんか?」とエイミーさんが誘うと、そのお母さんは二つ返事で合意して、その亡くなったお嬢さんの写真を手に、エイミーさん宅を訪ねたのでした。



すみません、すごく大体なんですけどこんな感じです笑。エイミーさんもわたしも要点をまとめて話すのが苦手のようで、読みにくいことこの上なしって感じで申し訳ありません。

まぁとにかく、向こうで会った歌の上手なお嬢さんは、そのお母さんのお子さんということで確認できたそうです。

わたしが言いたかったのは、臨死体験がDMTによる幻覚じゃないかと言われたりすることに疑念を感じるってことです。今まで会ったことのない人と向こうで会うというのは、どういう作用なんでしょうか?もしDMTが単に幻覚を見せるだけでなく、あちらの世界と繋がるきっかけに成りうるなら話は別ですが。

アニータ・ムアジャーニさんも、旦那様とお医者さんが「もう持ってあとわずかです」と病室の外の廊下の向こうで話しているのを危篤状態のときに見て、それが事実だったとあとで確認されています。エベン・アレグザンダーさんの妹さんのお話もありますね。

それともうひとつ、エイミーさんのお話で心を動かされたのが、彼女が敵だと思っていた人とコアの部分で繋がったとき、その相手の女性を我が子のように愛さずにはいられなかったというところです。

生きていると、嫌な人とか、どうしても生理的に無理と思える人にも遭遇するものですが、コアの部分で繋がったら、彼ら/彼女らのことも愛せるのかなぁ…そんなことを思いました。普段からそうありたいと思っているけど、なかなか難しいです。。