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恋愛だけプライド高すぎて上手くいかない問題

「わっ、いいかも」と思っていた人とうまくいかなかったので、お酒を飲みながらこれを書いています。今回は、一通りお相手の文句を言った後で、反省会をしていきます。

1.もんく

好きな作家が同じなことをきっかけに仲良くなった。使う言葉が似ているというか、私が言いたいことをスッと理解してくれて「言葉の精度が高い人が良くて〜」と日々主張している私は、結構かなり期待をしてしまった。お互いの自己開示も自然に深くできていた。パーソナリティもセクシュアリティも難しい人だったけれど、それでも愛情深い人だなぁと思っていた。付き合うとかは分からなくても、性的な魅力もわりと感じていたし、とりあえず親しくなりたいな〜と思っていた。

今日は3回目のデートで、「あー置いてけぼりにされてるな」みたいな感覚が強く出てきてしまった。学生時代の、周りだけが盛り上がっている体育祭みたいな気分だった。もともと自己愛が強いタイプだなぁとは思っていたけど、矢印がきちんとこちらを向いていないというか、なんとなく「利用されてる」みたいな気分になってしまった。そう思いはじめたら、言葉の端々に現れるプライドの高さ/コンプレックスみたいなものが、キツくなってしまった。

2.はんせい

最初から「結構こじらせた人だな」と分かっていたけど「表面的な言葉だけじゃなくて、真意を理解したい(してあげたい)」と思っていた。でも、驚くほど続かなかったよな。この気持ちは、初回特典みたいなもんなのかな。私も結局見返りを求めていて、同じくらい与えてもらえないと納得できないのかな。もしかすると私は「そのへんのステータスしか見れない連中とは違うんだ!」って言いたいだけなのかもしれない。

考えてみたら、私このくだりが多すぎる。最初は相手の全部が新鮮だから面白く見えて、勝手に興味を持って、思わせぶりにズルズル入っていって、求めていたものがもらえないと勝手に失望する。

失望するきっかけは色々だけど「軽んじられている(かもしれない)」っていう感覚に、めちゃくちゃ弱い。というか、正確にいうと、多分それがめちゃくちゃ怖い。

(このへんは方針として間違っていないと思うのだけど)最近は「ワンチャン」みたいな雰囲気で近づいてくる人はまず拒否するし、「女の子と付き合いたいだけ」のテンションの人にもゲンナリしてしまう。「one of 女の子」ではなくて「私だから」好きになってほしいんだよね。「私と」一緒にいたいと思ってほしい。予定調和的に関係性を進めて、「彼女」とかいうつまらない枠にはめられるなんて、本当に嫌だ。

軽んじられたくない。大きな真っ直ぐの矢印を確実に向けてほしい。それで、自分が主導権を持っていたいんですものね。「振り回したいタイプなのー」とか言ってみたりするけど、結局のところ自分が優位に立っていたいんよ。あーなんでこんなに、恋愛になるとプライドが高いんだろ。他の人間関係は、もっと本質的なところが改善されてきた気がするのに。結局のところ、好かれにいってるというか取り繕いすぎで、もたないというか、疲れちゃうのかな。

3.かえるか

1年ほど前、当時付き合っていた人と「蛙化現象」の話をした。私が「蛙化現象って知ってる?最近はやってるよね〜」と聞くと、案の定「知らない」と答えたので、具体例を挙げながら「表面的で些細な出来事で好きじゃなくなっちゃうことだよ(私解釈)」と教えた。
彼は「〇〇ちゃん(←私)って、蛙化あるよなぁ」と言ってきた。「え、わたし、蛙化なんてしないよ」と答えた。すると「逆だよ。〇〇ちゃんが、されるんよ。」と。
勘違いが面白くて「ひどすぎ〜」なんて笑っていたけど、その後の彼の発言に心臓が痛くなった。「〇〇ちゃんは、最初は、かわいくて優しくて楽しくて話も面白い!(彼調べ)って思ったけど、仲良くなると印象全然違うよなぁ。めっちゃだらしないし色々ルーズだし」と。

これは(これでも)わりとオブラートに包んで言ってくれているのですけど、多分実際はもっとひどくて。だらしないのは、本当にだらしない。プラスで恐ろしいほど疲れやすいし、恐ろしいほど気分屋だし。あとめっちゃ議論しちゃうし。
私これめちゃくちゃよく言われるんですけど、ぱっと見めっちゃ「普通っぽい」んですよね(ちなみにこれは頑張って普通っぽくしている)。しかも、初対面だと、意図して柔らかい印象を持たれるように話しているから、尖った感じが全然出てこないんですよね。

それで、半端に社交的なものだから、一回目のデートとか、二回目くらいまではとても楽しく過ごしてしまうと。それで、会話が二周目に入ったあたりでこっちが「あれー、なんか違う」となることも多いし、いざ付き合ってみてあっちが「あれ、こんな感じなんだ…?」と蛙化することもあるわけです。無理だよねー。たぶん私に原因があるんだよなー。取り繕っちゃう、好かれに行ってしまう。そんで、(私基準で)定型的に楽しい空間を作ってしまう。

4.だいはんせい

これ書いてて気付いたんだけど、わたしは「one of 女の子」だと思って欲しくないとか言いながら、自分では「デート」はこうしとけばいい、こうしとけば相手は自分を好きになる、もっと言えば「こうやっときゃ男は喜ぶだろ」みたいなテンプレがあるってことだよね…。ああーー、ブーメランすぎて辛くなってきた。大きくて真っ直ぐの矢印を相手に向けられてないのは自分じゃん!!!そりゃ上手くいかないですよ。

そんなだから、二、三回目まではわりと楽しいと思ってやっているのだけど、でもよく考えたら「まあ好きだけど、この人に人生の時間を割くのは違くない?」みたいになってしまう。ほどほど楽しくデートしたけど、冷静になってみると「お前が私を独占するだと…?」ってなる。

死ぬ、プライド高すぎて死ぬ、もっと柔らかく関わりたい。はあ、「デートはこうしとけばいい」みたいなの、一回やめよ。モテたくて身に付けた振る舞いが、相手との繋がりを阻害していたというか、自分を振り回していたんか。

気が合う人は、引き続き探します。。。。

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