見出し画像

「隙」少なめで接したら変な感じにならなかったので研究してみる

「モテたいな〜」と思う一方で「はあ?女として見てんの?マジだるい」と思うことがある。

「え、結構タイプ〜」と思って近付いてみたら「恋人おるんかい」とガッカリして、それによって少し気まずくなったりすることが時々ある。

このあたりを統一的に理解して、もうちょっと上手くやりたいなと思っていたんだけど、ブレイクスルーしたかもしれません。多分なんだけど(わたしの場合)大事なのは、基本のマインドセットを下めに設定すること≒隙を閉じめにすることなのではないかと。

それで、成功事例が一件届いたので、それをもとに研究してみようという試みです。こんな内容で3500字も書きました、すみません。

今日の自分のスタンスが100点だった話

まず今日は、最近仲良くなった何歳か上の人と飲みに行ったんですけど「今日の自分、バランスがすごく丁度よかったぞ!」と思うので、何がどういい感じだったのかを振り返ってみようと思う。

ええとまず、その相手とは知り合いの飲み会で仲良くなった。「うわーこの人めっちゃ絡みやすい。好きだなぁ」と思って、お礼のLINEをしたら「今度ランチ行きましょう!」と誘ってくれて、先月あたりランチに行った。とても人懐こくて、老若男女から好かれるんだろうな〜って感じの人で、けっこう趣味とか人生観も近くて「楽しいなぁ、話合うなぁ」って好感を持っていた。で、今度は飲みに行きましょう〜となった。

【よかった点1】:早々に恋愛感情を抜きにいった

それで、わりと私的には恋愛路線もアリかもって感じだったんですけど、①おそらく同棲している恋人がいる?と思っていた(一回目の飲み会で「犬を飼っている」と言っていた+なんとなくの雰囲気)、②あっちは営業職をしていて私と仲良くなることにビジネス上のメリットが多くある、という二つの理由から「これは好意的な態度を取られても『うちのこと好きなん?』と思わんほうがいいな」と判断して、人間として仲良くなろ〜と思っていた。(【よかった点1】:冷静で的確な判断。やはり「素敵な人にはすでに恋人がいる想定」で恋愛感情を抜いて接したほうが後々動きやすい

【よかった点2】:「恋愛路線に乗せるつもりないし、変な期待もしてないよ〜」のスタンスを強調

それで今日「あなたのこと人間としては好きでもっと仲良くなりたいけど、恋愛路線に乗せるつもりないし、変な期待もしてないよ〜」って感じのコミュニケーションを取った。たとえば「今日あなたに会えて楽しいし、仲良くなれて嬉しい」的なことは言うし、相手に対して強い興味も示すけど、物理的な距離感は詰めすぎない、ボディタッチは一切しない、「好き〜」っていう目で見ない。まあつまり隙を出しすぎない、いけると思わせない(もっと言えば「いけると思わせにきているな」という印象を与えない)ということ。

ほんで「気安く触んないでね」感を出していくというか、ちょっとお高く止まってる感じの強めキャラでいく。このスタンスは最近よくやるんですけど、めんどくさい人がほんとに寄ってこないし、余計な感情をかませずに人間と人間として向き合えるようになるので、自分的にすごく気に入っている。(【よかった点2】:「気安く触んないでね」キャラは便利。隙を出しすぎない。恋愛路線に乗せないぞというスタンスを死守する)

ちなみに「モテるでしょー」みたいな話の流れで「実際モテなくて、逆にどうやったらモテると思うか?」と聞いたら「うーん隙なのかなぁ」と言ってきた。わたしは「おっ」と思いながら「ちなみに私って、どれくらい隙ありますか?0から10で表すとしたら?」と聞いたら「全く隙がないって感じでもないんだよなー…3くらい?」と言われて「おおー!完璧!」と陰ながら喜んでいた。「やっぱり見えてる人だなぁ」と思ったし、私もそれくらいの隙を目指していたので、主観と客観(相手の主観)の一致になんとなく達成感があった。

その後、流れで「お付き合いしてる人…」みたいな話になり、案の定あちらは同棲している恋人がいらっしゃった。(やっぱ、こういうのってなんとなく分かるよな?!)
もっとも、マインドセットを整えていたおかげで、それに対して少しもガッカリしなかったし、興味を持って話を聞けた。ほんで私の話になったときに「いい人いたら紹介してくださいね〜」とかも言えてすごくよかった。(相手とどうにかなろうと思っているときに「紹介してください」は言えない。)

【よかった点3】:褒め言葉は真に受けず軽く流した

(ほとんど深い意味はないというか、かなり社交辞令の色が濃い感じで)褒めてもらう場面が度々あったんですが、それに対して「よう言いますわー」と、紅白初登場の藤井風くらい爽やかに、軽くあしらう感じで返せてよかった。ちなみに今回は正直嬉しいと思っていたし、相手も「褒めてくれている感」がしっかりあったのでこの対応をしているが、「どうしてお前が私を評価できると思っている?」と思うときはそのまま口に出す。(【よかった点3】:褒め言葉は真に受けず軽く流した

【よかった点4】:やはり金は出したほうがいい

それから、ちょっと押し気味で二軒目のお会計をしたのもよかった。(一軒目はご馳走になった。)ある程度お金を払ってないと=理由もなく全部奢られちゃったりすると、なんとなく「下に出なきゃ?」って気分になって、良くない。奢られる理由があるとき=同業の先輩だったり、何かのお礼だったり、明らかに恋愛路線乗ってるな〜ってとき以外は奢られないほうがいいパフォーマンスができるな、と思う。(【よかった点4】:やはり金は出したほうがいい。理由なく奢られていいことはない

「モテたい」=見る目がある人からモテたい

そういえば私は「モテたい〜」と言っていますけど、これは不特定多数に好かれたいというわけではなく「見る目がある人にモテたい」という意味であります。有象無象から(見返りが前提の)好意もどきを向けられるのは、基本的には避けたい。

うーん多分、見る目がある人にモテたいなら、これくらいのスタンス(強めスタンス)のままでよくて、内省を進める、仲良くなりたいと思った人とより仲良くする、周りの人を見下そうと思わないくらい人生を楽しく生きる、みたいな方向に意識を向けるのがいいと思うんですよね。てか、見た目をがんばったほうがいいやんな。食べる物に気を遣って、運動量を増やしていくほうが良い。あ、見た目ちょっとがんばるウィークやるのアリかも、モテたいとか言ってるわけだし。

マインドセット3種

というような振り返りをしていて、マインドセットを整える+それを示していく重要性を強く感じた。基本的に②で、必要に応じて①や③に切り替えるのが人生うまくいきそう。

私もあなたのことを好きになるかもしれないし、あなたも私のことを好きになってもいいよ〜のスタンス|隙5(〜7)くらい

→アリだな〜って思って、相手がフリーなことが分かっていて、恋愛路線に乗るのを避けたい事情もない場合は、基本的にこれでいいかもね。
肩の力を抜いた状態のほうが人間から好意を向けられやすい気がするけど、それには肩の力を抜き慣れている必要があるよねぇ。

あなたのこと人間としては好きでもっと仲良くなりたいけど、恋愛路線に乗せるつもりないし、変な期待もしてないよ〜のスタンス隙3くらい

こっちがナシの場合や、アリだが①に該当しない場合に、②のマインドセットに整えることが最重要。ナシなくせに思わせぶりな態度をとるのは本当にやめよう、その瞬間気持ちいい以外のメリットがない、まじで。

人間としても好きじゃないので、必要以上に近付かないで、間違っても好意を持たないでのスタンス(隙0〜1)

→むりだな〜と思ったらこれでいい。というか、わりと八方美人しちゃうタイプなので、人間関係にこれをもっと取り入れていきたい。

【つみのこし】私は感覚で「隙」を絞ったり解放したりしているけど、どんな場合に人間は相手に「隙がある」と感じるのかを言語化したい。恋愛固有の「隙」はもちろんあるけど、ひろく人間関係で言えることも多い気がするんだよな…。

おわりに

アホなのでこんなことを3500字も書き連ねました。ほんとにアホです。

「感覚で好きになって〜感覚で親しくなりたい〜」とか言ってる時期もあるんですけど、自分を解き放つ前提として「枠」を設定しておくことって大事だと思うんですよね。「あ、この人」って思ったときだけ目を合わせたいというか。そうじゃないと、やっぱりめんどくさいことになるし、ギャー恥ずかしいーって出来事も増えるし、友達になれるはずだった人と友達になれなくなることもあるので。まあつまり、これは「事務」なわけですね、書類審査は「事務」にしてもらう、これ大事です。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?