欲しいものが見つからない時は、求める機能を分解してみる!
先日iPhoneの機種変更をした。
その時の記事はこちら。
その機種変更でiPhoneケースを探した際、少しだけ苦戦した話だ。
わたしの求めるiPhoneケースの条件は以下の通り↓
・背面のカメラレンズを覆うもの
・フィルムを貼る必要がないフルカバータイプ
・免許証が入るもの
たった3つの条件でも、全てをクリアするものが見当たらない。
上2つの条件に当てはまるものはいくつもあったが、さらにカード収納の機能が付いているもの、となると見つからなかった。
手を滑らせて落下させるのが怖いので、必ずケースをつけて持ち歩きたい。
だからどうしても急いで用意したかった。
探している時間がなかったので、免許証は別で持ち歩くしかないかなぁ、と妥協しかけた時にひらめいた。
カード収納をiPhoneケースの外側に貼り付ける方法はないか?
早速「カードケース」の検索ワードで調べるとたくさん商品が出てきた。
同じことを考える人はいるようだ。
フルカバーのiPhoneケース+カードケース
iPhoneケースにカード収納を貼り付けるのだ。
そう考え方を変えたら、簡単に希望の機能を備えたiPhoneケースが出来上がった。
もの選びの条件を、分けて考えたらうまくいった。
この経験が活きた話が一つある。
先日父の靴選びに付き合った時だった。
もともとスニーカーが好きな父は、年相応の靴コーナーにあるものは見た目が嫌だと拒んだ。
しかし、身体は年齢には勝てない。
しゃがんで靴紐を結ぶのはスムーズではない様子だ。
それを見ていたのか、「結ばなくていいタイプの靴紐もありますよ」と店員さんから提案があった。
それはゴム製の靴紐で、かつて子どもがまだリボン結びができない年齢の時に使ったことがあったものだった。
勝手に子ども用と決めつけていたが、年齢問わず、靴紐を煩わしく思う時に使えばいいのだ。
結局父は、好みのスニーカーを選び、結ばないタイプの靴紐に変更する提案に納得した。
見た目では体が追いつかず、扱いやすいものは見た目が気に入らない。
靴は靴、紐は紐で考えたら、簡単に求める機能が備わった靴が手に入ったのだ。
しかもお気に入りのデザインで。
一つのものに、いくつかの機能が備えたいことはたびたびある。
全ての条件を網羅するものがない時には、備えられない機能は切り離して考えてみると、難航しているもの選びがいい方向に進むかもしれない。
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