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地域新聞社が発表した「ストラテジック・プラン」とは(後編)

※2024年2月の東証グロース市場において時価総額が最下位だった当社が下克上を目指す挑戦記です。ぜひフォローして下さい。

こんにちは。
株式会社地域新聞社(2164)コーポレートコミュニケーション室の五十嵐(いからし)です。
 
去る5月23日、個人投資家の皆様に向けたオンライン説明会を実施いたしました。
その前編を昨日公開、本日はその続きです。

動画でも視聴できます。


実現化に向けたアドバイザリーボード構想

前回の記事でお伝えしたアライアンスなどを、現在の自社リソースだけで実現するには多くの壁が立ちはだかります。
ですが、絵空事にせずにハイレベルで確実に実行するために、各分野のスペシャリストによるアドバイザリーボードの組成を構想しています。

産学連携による生成AIの研究開発、社員エンゲージメントの向上支援、戦略ディスクロージャーに加え、Board3.0構想(※)にのっとり、プライベートエクエティファンドの参画を予定しています。

(※)… 米国のロナルド・ギルソン教授(スタンフォード大学/コロンビア大学)と、ジェフリー・ゴードン教授(コロンビア大学)が提唱した新たな取締役会モデル。現行のBoard2.0では(監督重視型の)社外取締役がリスクの回避を重視するあまり、企業価値向上へのチャレンジに消極的な姿勢に陥りがちな傾向を課題ととらえ、長期投資家やプロ投資家を加えて企業価値向上に貢献させる必要性を説いた。

こちらも随時公表していきますのでどうぞご期待ください。

WEB版港町構築プロジェクト

当社の戦略の要となるのが、当社が運営するWEBサイト「チイコミ!」(WEB版ちいき新聞)です。

今後「チイコミ!」が目指す姿は人が行き交う「港」です。
「シーパワー・ストラテジー」で推進される、人・モノ・取引における動線の要衝に創り上げていくことを構想しています。

現在保有しているアセットに加えて、これからのアライアンスで得られる、膨大なデータをWEB上で1カ所に集積、世界中のマーケットとつながる港町を構築していきます。

 こちらがその港町のイメージです。

内外から多くの物や人が集まる港には、市場やカフェなど人が滞留する施設があり、訪れる人を楽しませてくれます。

その港のように、さまざまなコンテンツを展開することで、単なるハブ機能だけでなくエンタメ性あふれるサイトになります。
ユーザーへ楽しさ・面白さを提供しながら、コアアセットの創出を目指していきます。

2024年8月期第2四半期実績

最後は2024年8月期第2四半期累計業績について。

売上、利益ともに昨年を上回る結果となりました。

注目いただきたいのは、売上は微増、それでも利益は大幅増となっている点。
半年で15億円、年間で30億あたりが当社の損益分岐点の近辺です。ここから少し売上が上がればそのほとんどが利益になるといえるでしょう。

当社の既存事業は粗利率が7割超と高い特徴があり、今保有しているアセットを使ったアライアンスで売上が増えていけば利益面でレバレッジが効いてきます。

また、ここまでお話した当社の戦略「シーパワー・ストラテジー」は、大きな投資を伴わないためROIC(投下資本利益率)も高く、ROE(自己資本利益率)も高めやすいものとなっています。

※2024年8月期第3四半期累計業績(速報)はこちらからご覧いただけます 

最後に

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

地域新聞社がこれから目指すことをざっくり言うと「フリーペーパー事業で培った価値の転換」です。
とはいえ、フリーペーパーの事業をやめるわけではありません。

むしろ当社のアセットを維持強化するためにもこれまで以上に大切にしていかねばならない事業の柱と考えています。

次回は、にわかに話題のライツオファリングについての記事をお届けします。
お楽しみにお待ちください。

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