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第7回 関係人口インタビュー:平井匠

食堂「みやこ」が実施する宮古市の関係人口インタビューも、第7回目となりました!

第7回目の関係人口インタビューは、関東の大学生でありながら、現在は休学をして、宮古で絶賛修行中(!?)という平井匠さんです。なぜ、休学をして宮古に来たのか、宮古でどんなことをしているのかを聞いていきたいと思います!

【関係人口インタビューとは】
岩手県宮古市に関わる宮古好きの皆さんに、宮古と関わり続ける理由やきっかけについてお聞きします。インタビューを通じて、多くの人が宮古市に関わることの「楽しさ」や「関わりしろ」を知るきっかけをお伝えしていきます!

今回のインタビューは、学生の頃から何度も宮古に足を運び、宮古を大好きな運営事務局の弘田がインタビューを行いました。


平井くん、今日はよろしくお願いいたします!
食堂「みやこ」のイベント企画会議やイベントでは何度もあっていますが、改めて平井くんの宮古での活動や想いを聞くことができるのを楽しみにしていました!

こちらこそよろしくお願いします!
休学して、宮古に来てからあっという間に半年が経ち、宮古での生活もあと3ヶ月ほどとなりました。
自分自身も宮古での活動を振り返る機会になるので、楽しみにしていました。

おぉ!よかったです。
では、早速質問に入らせていただきます!
平井くんが初めて宮古に来たきっかけを教えてください。

宮古に初めて来たのは、2021年の春でした。
菱屋酒造で、1ヶ月間のインターンを経験しました。
インターン参加のきっかけは、宮古市地域おこし協力隊の吉浜知輝さん(以下知輝さん)からのお誘いでした。協力隊として活動されながら、複業で菱屋酒造でも活躍されています。

食堂「みやこ」の立ち上げメンバーでもある、吉浜くんですね。
吉浜くんとはどこで出会ったのでしょうか。

知輝さんとは、以前のアルバイト先で出会いました。
知輝さんは協力隊になる前に東京でお仕事をされていて、その時ですね。
菱屋のPR企画を考えるインターンでした。

吉浜さんと平井くん

宮古での出会いかと思っていましたが、東京で出会っていたのですね。
菱屋のインターンが終わった後は、地元である埼玉に戻られたとのことですが、
なぜ、また宮古に?

そうですね。
まず、大学を卒業する前に、社会経験を積んでおきたいと考えておりました。
その中で、宮古なら挑戦しやすい環境や裁量を持ってやれる仕事があるのではと思いました。

なるほど!
実際にどんなことをされたのでしょうか?

宮古にきて最初のお仕事は、菱屋酒造の日本酒のラベルのデザインでした。
ラベルのデザインをするにあたり、そもそも誰に商品を届けたいのかということを考え続けました。
改めて仕事って甘くはないなと実感しました、、笑

「千両男山 特別本醸造 峯燦々」

学生の時から、実際に販売されている商品のラベルデザインを担当できるなんて、貴重な体験ですね!
ちなみに、どんな人に届けたいという想いで作られたのですか?

まずは、宮古を好きな人に届けたいという想いが大きかったです。
加えて、その商品のコンセプト自体が宮古を象徴する山だったので、毎日見える山のように生活の中にある商品になってほしいという想いを込めています。
宮古を好きな人がこの商品を通してもっと好きになってほしいと思っています。

素敵です!
私も購入させていただきました!
ラベルデザインの他にも、何か取り組まれたのでしょうか?

あとは、市内のよしはま農園さんでバイトをしながら「野菜便」を企画しました。
野菜便は、僕が初めて一次産業を経験する中で、地域の野菜を地域の人にどうやったら食べてもらえるのかということを考え、企画しました。

農園の園長であるよしはまさんが「地域の人に食べてほしい」という想いが強かったことも背景にあります。
野菜便を購入していただいた方からは「新鮮で美味しい」という感想をいただいています。
また、飲食店の方にも購入していただいていて、そこから飲食店さんとの直接的な繋がりもできました。

なるほど〜。
たしかに、農家さんと飲食店が直接コミュニケーションをとる機会って少ないですもんね。
副産物だったかもしれないですが、結構大事なことだと思います。
宮古生活も半年ほど経ったと思いますが、平井くんにとって宮古はどのような場所になってますか?

僕にとって宮古は第二の故郷やコミュニティだと感じています。
というのも、地元から宮古に帰ってきて宮古駅を出た時に「あ〜帰ってきたな」という感覚になりました。自分が生まれ育った場所ではないけど、居心地の良い場所になっています。

地元とは別に、居心地の良い場所があるって良いですね。
最後になりますが、今後は宮古とどのように関わっていきたいですか。

あと2,3ヶ月で地元に戻りますが、定期的に戻ってきたいと思います。
それが仕事なのか趣味なのかはわかりませんが、会いたい人がたくさんいます。

仕事の中で関わった人や、遊んだ人、出会った人など、宮古生活で関わってた人に会いたいです。
宮古の人は、壁を作らずによそ者を受け入れてくれました。
アットホームな雰囲気があると感じています。

食堂「みやこ」の様子

ありがとうございます!
宮古のアットホームな雰囲気が、私も好きです。

平井くんがチャレンジする場所として選んだ宮古が、生活をする中で第二の故郷のような場所になっていることが伝わりました。
これからも食堂「みやこ」や宮古好きとして、宮古の魅力を多様な形で一緒に発信していきましょう!

本日は、ありがとうございました!
(インタビューアー:NPO法人きっかけ食堂 弘田光聖)

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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