第６回 関係人口インタビュー：佐々木航弥
食堂「みやこ」が実施する宮古市の関係人口インタビューも、第6回目となりました！
第6回目の関係人口インタビューは、宮古出身で、映画監督/映像ディレクターとして活動されている佐々木航弥さんです。ドキュメンタリーを中心に幅広い映像を制作されています。卒業制作のドキュメンタリー映画「ヘイトスピーチ」が座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバルにて入賞し、劇場で公開されました。2019年には、ドキュメンタリー映画「僕とケアニンとおばあちゃんたちと。」を公開しました。
【関係人口インタビューとは】
岩手県宮古市に関わる宮古好きの皆さんに、宮古と関わり続ける理由やきっかけについてお聞きします。インタビューを通じて、多くの人が宮古市に関わることの「楽しさ」や「関わりしろ」を知るきっかけをお伝えしていきます！
今回のインタビューは、学生の頃から何度も宮古に足を運び、宮古を大好きな運営事務局の弘田がインタビューを行いました。
佐々木さんこんにちは！
7月9日に開催しました、第６回食堂「みやこ」に参加していただきありがとうございました。イベントに参加していただいたことで、佐々木さんと出会うことができて良かったです。
本日は、よろしくお願いします！
まずは、佐々木さんについて教えていただけますか？
よろしくお願いします〜！
先日の食堂「みやこ」は、知人に紹介されたので参加してみることにしました。
私は、宮古出身で高校卒業まで宮古にいました。
映画や映像制作について学びたいという想いがあったので、高校卒業後は大阪芸術大学の映像学科に進学しました。
宮古出身の方にインタビューをするのは初めてです！
宮古での日々や学生生活はどうでしたか？
高校生の時は、宮古高校のラグビー部に入っていました。
当時のラグビー部は、東北の中でも強い方で、東北大会にも出場しました。
高校生活や部活の合間に映画も見ていました。
昔から映画は好きだったのですね！
映画を好きになったきっかけとかあったのですか。
私の映画好きは「宮古」という、首都圏に比べて良くも悪くも閉鎖された環境があったからだと思っています。また、外の世界や海外の歴史/文化を映像を通して気軽に知ることができることを魅力に感じています。
確かに、映画は多様な世界観に触れることができて面白いなと思います！
宮古に映画館がないので、盛岡まで映画を見に行っていたのでしょうか。
それがですね、昔は宮古にも映画館があったのです！
”シネマリーン”という映画館で、ドラの上にありました。
TSUTAYAで借りてきて、家で見ることもありました。
盛岡まで映画を見にいくこともありました！
宮古に映画館があったのですね！知らなかったです、、。
佐々木さん自身は、どのような映画を撮られているのでしょうか。
社会的なドキュメンタリー映画をメインで撮っています。
元々、社会的な映画が好きだったことと、大学でドキュメンタリーコースを選択していたからです。ドキュメンタリーコースを選択したきっかけは、東日本大震災でした。
東日本大震災は、高校の卒業式の直後に起こりました。
大学に進学することは決まっていたのですが、最初は普通の映画監督になろうと考えていました。しかし、進学で大阪に来ると、震災について知られていないことが多くあると感じました。
「自分に何ができるか」と考えた時に、宮古や東北のことを映像を通して伝えることでした。このようなことから、ドキュメンタリーコースを選択し、ドキュメンタリー映画を撮るようになりました。
ありがとうございます。
「宮古のことを伝えたい」という想いは、宮古出身者として伝えなければならないという使命感だったのでしょうか。
使命感というより、元々、震災前から「生まれた街である宮古を有名にしたい！」という想いを小さい頃から持っていました。こんなにも海が綺麗なのに知られていないのは、勿体ないと感じていました。実は、宮古の”CINEMA DE AERU”（シネマ・デ・アエル）でも、私の映画を上映していただいたことがあります。
そうだったのですね！
宮古出身の映画監督ということで呼ばれたのですか？
偶然なんです、、笑
CINEMA DE AERUは、期間ごとに上映される映画が変わるのですが、選んでいただいた映画の監督がたまたま、宮古出身の私でした。
宮古で上映できたのは、嬉しかったです。
そんな偶然もあるんですね！
最後に、これからやってみたいことなどあれば教えてください！
まだまだ知られていない宮古の魅力を、映像を通して発信していきたいと思っています！
宮古の人を特集したり、宮古を舞台に制作していきたいです。
素敵です！宮古出身の佐々木さんが撮る映画、楽しみにしています！
これからも、宮古のことを教えてください！
今度は、宮古で会いましょう〜！！
本日は、ありがとうございました！
（インタビューアー：NPO法人きっかけ食堂 弘田光聖）
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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