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製薬会社は安全保障のひとつ


アルツハイマー病の治療薬「レカネマブ」の一歩前進

寿命は延びている。しかし、脳は衰え続ける。認知症は高齢化社会で無視できない課題。アルツハイマー病を改善する薬を研究し続けてるエーザイがやっと、臨床試験で有効な結果を出し、実用化に一歩近づいた、という記事。薬は風邪をひいたときに身近にある。製薬会社は日頃からどんなビジネスを考えているのか?なかなか普段知り得ない内容、読んでいて胸が熱くなった。誰を救うのって、ドラマだよ。


安全保障の観点でも製薬は重要な産業。

内藤晴夫CEOは「今回のコロナでもワクチンを含めた医療薬が国民を守り、国を守ると明らかになった。」と記事にあって、確かになー!と思った。アメリカと日本の協力関係が強いから、アメリカで創られたワクチンを早急に輸入できた。そうでなかったら、日本もさらに多くの死者を出していた可能性はある。今後、強力なウイルスが出てきた時に国産の治療薬で国民を守ることが出来る、これは一種の安全保障として必要なことだ。製薬会社って凄い社会的役割があるなー。

新薬は巨額な費用が掛かるという常識は古い。

記者が「大きな資本を持ったプレイヤーでないと開発競争に参加できない状況だと思います。日本の製薬企業に生き残る道はあるのでしょうか。」と質問した。その答えが内藤氏「申し訳ないけど、そのロジックは古いですよ」と一蹴。「新薬はアカデミアやスタートアップから生まれ、臨床試験の規模を大きくしなくても承認が取れるケースが増えている。バイオマーカーを使うなどして被験者を減らせる。」研究開発に巨費を要する認識は、もはや変わりつつある。知らぬ間に常識は古くなる、巨額を投じて研究して新薬を創るのはもはや特殊な場合だけみたい。

アルツハイマー病の治療薬「レカネマブ」は課題が多いが、普及は2026年から徐々に始まるらしい。

レカネマブの内容については本記事を読んで欲しい。正直、私が読んでもさっぱり内容が解らない。原因を立証するのも一苦労で、更に被験者も探すのが大変、レカネマブの副作用もあるし、いつ投与をやめれば終わりなのか解らない。課題が多いが、効果は認められるためやっと運用が始まるかもっていうことのようだ。認知症で要介護の高齢者が増え、一般的な会社員は働き盛りの時期に親の介護でビジネスチャンスを逃し、生活も苦しくなる。高齢化社会の深刻な問題だ、早く解決するためにも認知症の改善薬が出来るといいなと心から思う。


製薬会社は国を守る、国民を守るという使命感がある。薬と言えば、ドラマ「仁-JIN-」を思い出す、薬は人を救うし、国を救う。製薬会社って凄いなーと心から感動する。ヒューマンエルスケア、エーザイ!このキャッチコピーは本当に素晴らしい。

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