見出し画像

50歳ひとりぼっち旅 / 出会い in メルボルン DAY1

オーストラリアのメルボルンで50歳を迎えました。
母親を誘うも腰痛が悪化し、術後間もないため長旅は不安と。息子と娘には学校があるからと断られ、余儀なくひとり旅。
世界で最も住みやすいといわれている街メルボルン。人口の3分の1が移民という世界屈指のグローバルシティ。地方では異色で目立つ存在も、こういう地にはしっくり馴染んで心地よい。

2023年9月6日11時、バンコク経由のフライトで日本を旅立ちました。
前日遅くまでガッツリと仕事をし、パッキングが終わったのは日付けが変わる少し前。仕事も詰め詰めで、だんだんと億劫になり何度もメルボルン行きのキャンセルを考えていた。思考を遮断し、東京に行くように軽い気持ちでフラッとメルボルンに向かうと決めた。

バスガールとの出会い

効を奏し、早朝5時息子のお弁当を作り終え、パッキングの最終確認。足りないものは現地で調達すればいいやと準備半ばで中部国際空港へ向かえた。

飛行機に乗り込み、メルボルン着は9月7日の朝。
空港から街へ向かうスカイバスのチケットには、窓口はなくオンラインのクレジットカード購入のみ。機械からPINコードを求められたがわからない…早速トラブルだ。

街行く人に絡まれてイライラしているスタッフのバスガールが目に入った。そんな彼女にチケット購入のヘルプを求めると「私は怒っている。この気持ちを抑えるためにハグをしてほしい。」と。
えぇーこんなこと日本ではない!海外に来たー!!と私は彼女を優しくハグした。
「ありがとう。あなたは私を救ってくれた。チケットなしで次のバス乗って!内緒だよ!!素敵な旅を!」と彼女は満面の笑みをみせてくれた。

私はこの恩をペイフォワードのように送ろうと心に誓い、確実に迷っていただが颯爽とメルボルンの街を歩きはじめた。

Next Hotel Melbourne

ネクストホテルメルボルン(Next Hotel Melbourne)は、メルボルン中心地に位置し、コリンズ ストリートおよびメルボルンセントラルから徒歩わずか 10 分圏内。安心の5★

グーグルマップと睨めっこしながらホテルに到着。
荷物を預けるだけのつもりが、10時にアーリーチェックインを受け入れてくれた。素晴らしい!
端正な顔立ちのフレッシュな男性にエスコートされレセプションに向かった。小綺麗な柔らかい雰囲気の彼は九州で学んだというカタコトの日本語で私と安心させてくれた。彼の名はネイト。
「IORI STAYでコンシェルジュはいかが?」ハンターの血が騒ぐ。笑

まずは、お決まりのホテルチェック。

ビューは良くないがクリーンなお部屋。
サイズも形も違うピローとクッションの組み合わせが新鮮。
バスローブの魅せ方に悩む日々。
バスローブのフカフカ感が表現できていなく80点かな。
お決まりのフェルト敷きの引き出し、スカスカ感が否めない。
天板(大理石?)との色合わせで統一感があって良し。

ピンポーン!突然ベルが鳴った。クリーニングスタッフがミルクの設置忘れたと届けてくれた。ミルクは冷蔵庫へ。

観光に出かけよう!

やばい…見えない。
持ち物リストにはなかったリーディンググラス(老眼鏡)、50歳の私には仕事以外でも必需品だと今更ながらに気づきました。地図に目を凝らすこと数十分。諦めて、部屋を出た。

目指すはビクトリアマーケット。
世界中のマーケットを旅することが私の夢。好きなものから口にするタイプです。
Googleマップの南北がわかりにくくて迷子になること数回、やっとビクトリアマーケットのテントが見えてきた。ここでは観光客に囲まれている感で安心しました。ガイドブックの説明とは違い、雑貨エリアはまるで原宿のようなチープな感じで残念。食材エリアは、初めて目にする野菜や山盛りのフルーツにときめきました。
マーケットで食材を調達して美味しいお酒と一緒にいただく、そんな暮らし。「うん、やってみたい!」世界中のマーケットを旅する夢、叶えます。

ビクトリアマーケット
物価高とはいうものの、リンゴ1Kg3.99ドルで日本よりお買い得。
ふらふらと街を歩いていたらメルボルン博物館に辿り着きました。
地元小学生の社会科見学で賑やでした。

メルボルン博物館は、恐竜や虫の展示が豊富で標本がとてもリアルです。
気持ちが良い物でもなく…私は人混みを離れてソファでまったり。じわじわと疲れが出始めた。

街を彷徨いながらホテルへ。
17時、ベッドに横になると身体が吸い込まれるように動けなくなった。目が覚めたのは夜中だったが、まだ眠い。そのまま眠り続けた。


余談ですが、クリーニングスタッフが届けてくれたミルクは、常温保存が正解でした。
「LL牛乳」と呼ばれ保存料などの添加物も使用されていません。130~150度の高温で1~3秒間の滅菌により細菌数ゼロのため常温で3~6ヶ月保存可能とか。IORI STAYにも採用しよう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?