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30億調達未遂…。バーンアウト渦中を書いてみる

うわー、人生で初めて、何もやる気が起きない。これまで、あまりに家に居ない生活だったので、情けないことに、引きこもることすら出来ない……。どうしたらいいんだろう? バーンアウト突入2週間目。完全無職になって4日目。何もやる気持ちが起きない、いっそ、持っているものを全てなくしてしまいたい。
最初の1週間、廃人のようだった。普段やらないゲームを朝までやって、窓の外が明るくなる頃に、ボロボロと涙が出て、自分が何もできない人間だとしか思えず、このままただ生きるだけかと思うと、その意味すら無くて、廃人のように堕ちていく自分が怖かった。
あぁ、もしかしたら心が壊れかけているのかも。バーンアウトって言葉も、その時に知ったのだけど、ああ、まさにこれだ。あ、このままウツになるのね、これ。入り口って書いてある。

こんなの人生で初めての経験だし、せっかくなので、書いておこうかなと思った。もしかしたら、こういうのを面白がる人が、世の中にいるのかも知れない。そもそも30億の調達にチャレンジする人の数って、日本ではそれほど多くないし、敗れて暇になっている人の数は、成功した人より、もっと少ないでしょうしね……。そう思ったら、この経験を読みたいと思う人がいるのかも知れない。いろいろオープンにしながら、ここらで、ちょっと振り返ってみようかと思ってnoteを始めてみた。

今回の始まりは、かつての最年少上場を果たした社長から。彼は、人生で一番の恩師であり、ホワイトナイトとして過去の窮地を救ってくれた、まさに白馬の騎士。生涯、尊敬する、素敵な人だ。当時、彼が助け舟を出してくれたMBO話は、それだけで連続ドラマになりそうなほど面白い話なのだけれど、今回はそれではなく、バーンアウトど真ん中の渦中話にしようと思う。他人の失敗談を読みたいと思っている人におすすめかな。あと、調達を目指す方かなぁ。参考になるかはわからないけれど、ここから先は、かなり実存人物を交えた描写をガンガン入れて、書いてみようと思うので、どうしても読みたい人だけの有料記事にさせていただきます。

記事のあらすじはこんな感じ。日本にまだない、シニアのデジタルメディを作ろうとして、外資の事業家とシリコンバレーで活躍する投資家と名の無い私が3人でプロジェクトを開始します。上場企業の社長や役員を行脚して、紙きれ一枚で(プロダクトのないシード状態で)事業会社から15億調達を達成するのだけど、いろいろな事件が起こり、とうとうクロージングしませんでした。これが3月末(2週間前)。3人の中で一番能力の低かった私は、人知を超える努力をして目に見えないものまで頼って、能力をストレッチさせてきたのだけど、努力は水の泡となり、バーンアウトして人生を辞めたくなっているという話。
でも、こんな話を赤裸々に聞きたい人って、世の中にいるのだろうか??

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