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初めての美術展に搬入しました

こんにちは。はっぴと申します。

毎日パステル画を描いたら働き方にどんな変化が起こるか?という実験を始めて3ヶ月が経ちました。最近は毎日パステル画を描くことができなくなってしまったのですが、鉛筆スケッチは続けています。

今年3月に近くの額装屋さんから紹介していただいた画材屋さんで見つけた公募のチラシに初めて申し込みをして、一つの節目として先日5月10日に、とある美術展に作品を搬入して参りました。

一つのことをやり遂げる」という意味では、パステル画を始めてから半年間の集大成であったことには違いありません。

◆実験!毎日パステル画を描いたらどうなる?


パステル画を毎日描くと決意したのは2月の始めでした。最初は毎夜18時になるとパステル画を描く用意をし始め、2時間ほどで完成としました。


未完成でもInstagramにアップすることを自分に約束し、2週間ほど何も考えずに絵を描くことをしていたら、徐々に描く枚数も増えて1日3枚描く日もありました。夜中まで書いていた時期もありました。


そのうち、私の絵がほしい、という方が現れて、絵を人にお渡しする時には額装という、人間で言ったら正装のドレスが必要であることがわかりました。


この3か月間、様々な方たちと出会い、教えていただくことで絵を描く知識が少しずつ付いてきたように思います。


額装の課題をクリアしていくうちに、画材屋さんには公募のチラシがたくさん置いてあり、作品展に応募することは誰にでもできるということを知りました。この作品展を目標に、一つの節目として絵を描くこともできるのだ、と思いました。


そして、「日本の自然を描く展」に出品するために、新しく絵を描こうと思いましたが、4月から始めた生活のための仕事で疲れ果ててしまい、感動する心が薄れてしまい、とうとう毎日絵が描けなくなってしまいました、、、。

そこで、以前描き溜めておいた絵の中から2点を選び、額装してもらい、当日上野の森美術館に自力で運び込みました。

沢山のチラシの中から選んだ一つの展示会

選んだ理由は、日本の自然が好きだということと、家から電車で赴くことができ、自力で作品を運べるということでした。上野公園は小さい頃から家族でよく散歩した公園だったので親しみが持てたのです。


◆いざ、上野の森美術館へ


上野の森美術館といえば、上野公園ね!ということはわかっていたものの、上野公園には様々な施設があり、とにかく敷地が広いため、上野の森美術館の前の入り口に着いても様々な展示会が開かれており、どこから入って良いのかわからず、入り口を通り過ぎたところで迷ってしまいました。搬入口というと裏から、というイメージもあったせいでしょうか…。
入口を聞くために美術館へ電話を入れたほどでした。

係の方が表に出てきてくれたお陰で搬入口が解りました。
「ここかなぁ?」と思っていたところが搬入口でした。。
「〇〇展」と大々的に看板が立っていたので違うと思ってしまいました。

見事に通り過ぎてしまった搬入口

搬入口を通ると大きな台が置いてあり、担当者様にとても丁寧な説明をしていただきながら、そこで額装された絵を箱から出しました。絵の裏側にエントリーシートを貼ります。糊も置いてあったのですが、汚したくはなかったので、マスキングテープで貼りました。

そこで気がついたのが、搬入には絵だけ持ってきても当日でも額装できるのだということがわかりました。なんと搬入場所に額装屋さんがスタンバイしていていろいろなサイズの額縁を販売していたのです。

なるほどです。こようなシステムになっていたのですね。額が間に合わなくても大丈夫ということです。何にも焦る必要はなかったのです。

私は時間に余裕なく、一日で額装してくれるお店に頼んでやっとのことで搬入したつもりですが、絵をそのまま持ってきても良かったのだなぁと思いました。持ち運びが軽くてこれは便利だと思いました。

◆力作揃いの常連さんたち


絵を箱から出して、次に持っていくのは、アート専用の某宅配会社便の受付です。

以前、描いた絵を人に送ろうとした時、いつもの某宅配便で送ろうとしましたが、「一点ものは、通常の宅配便では送れないです」と断られたことがあります。

某宅配会社便にはアート便という系列の別の会社があり、美術品は全てそのアート便で送っていただきたい、とのことでした。

アート便は人を一日雇うくらいの価格となります。と言われたので、困ったことがありました。その時はお願い倒して某宅配会社便で送り、無事、何事もなく到着しましたが、のちに、某宅配局の〇〇パックではセキュリティもついて、某宅配会社の普通便と同額くらいで送ってもらえることがわかり、それからはそちらで送ることにしました。

今回の美術展では、展示を終えたあとに絵を返送してくれる会社がこのアート便だとわかり、なるほどと思いました。人を一日雇うくらいの料金を支払い、無事搬入完了となりました。

そこで、割と重い額を二つ持ちながら、支払いを待っていたとき、一枚搬入と二枚搬入の支払いブースが違うことに気づき、私は二枚搬入の列に並んでいたのですが、一枚搬入の方が二枚搬入の列に並んでいて、担当者の方に指摘されて並ぶ列を変えた時、私の前に並んでいらっしゃった方が、

張り紙がわかりにくい場所に貼ってあるからねぇ。わかりづらいわよね。私は毎年来てるからわかるけど(^^)
と、話し掛けてくださり、「あぁ、常連さんが多いのかな」と思いました。


そういえば、みな落ち着いて作業をしている人ばかり。年齢も高齢の方が多く見受けられました。出品も特に資格などないため、誰でも出品できます。


毎日絵を描いていると、このような楽しい祭典に参加させていただくこともできるのだ
、と思いました。


皆、素晴らしい作品を運ばれていて、ふと目にしただけでも、魅了されるような作品ばかりでした。8月の展示会が楽しみです(^^)


◆初めての出品作品はくじらと夕空

今回出展することになった絵の一つに以前noteでエピソードを書いた「上野公園のクジラ」の絵があります。

エピソードと絵はこちらです↓

上野の森美術館だからこの絵、というわけではないですが、「日本の自然を描く」展示会のテーマが日本の自然であり、日本近海にも沢山住んでいたシロナガスクジラも日本の自然の一部だと思ったのです。

20世紀初頭には20万頭いたシロナガスクジラが捕鯨が続く中で現在では1万頭まで減ってしまったようです。人間以上に知能の優れたクジラが徐々に減っていく悲しみをこのエピソードでは知ることになりました、、。

搬入の帰りに国立科学博物館を訪れ挨拶をしました。

新緑とのコラボのクジラさんも素敵です
やっぱりその大きさの迫力には圧倒されます



もう一つの作品は近くの公園を描いた絵です。


ケヤキの木々が夕空に手を伸ばしているように感じながら描きました。8月に開かれる展示会に実際の作品を見に来ていただけると尚嬉しいです😊


市川市行徳駅前公園のケヤキと夕空


搬入した後は、新緑が美しい上野公園を散策♪


上野の森美術館前にある日本美術協会の史跡
上野公園の木々は樹齢500年級の木が多く空は広い♪
大道芸人さんにこの先見入ってしまいました


森林浴と大道芸人さんの技に癒されながら隣の駅まで散歩をしました。


◆中間報告!パステル画を毎日描き続けると、働き方にどんな変化が起こるか?


突然ですが、中間報告です。
3ヶ月絵を描き続けた結果の今の所の変革です。

・生計を立てる働き方は変わらないが、展示会に作品を出品することができた。

・日本橋Art.jpさんというweb個展をされているギャラリーさんに作家として登録させていただいた。

・5月末に公開予定のwebグループ展に参加させていただけることになった。

以上の成果がありました。

日本の自然を描く展、日本橋Art.jpさんとのご縁には本当に感謝しています。


作家として登録させていただいた日本橋Art.jpさんはweb個展をされていて、とても素敵なページを作られています。ありがたいことに今後、作品の展示をさせていただく予定となっております。

そして、3番目のwebグループ展では、13分間の動画の中でストーリーを進めていく声の配役として初めてのアフレコにも挑戦させていただきました!

この話題はのちほど記事にしたいと思っています。


アフレコの出来不出来はこの際ご愛嬌ということで、とにかく今回は参加することに意義がある、とメンバーの皆さんとワイワイ楽しみながら参加できたことがとても楽しい経験となりました。


絵を純粋に描き続けていると、楽しいことがたくさん始まりました。また描いた絵を見て喜んでくださる方が実際に存在してくださるということがわかったこと。これが一番の成果ではないかと思います。


毎日絵を描き続けることで、様々な温かいご縁を結ぶことができ、日々感謝をしています。今後ともニッチな日記をお届けします。どうぞよろしくお願いいたします。



◆働き方を変えるきっかけとなった新しい働き方LAB


今回のようなプチ働き方実験ができたのも、一年前に参加させていただいたランサーズの新しい働き方LAB主催、新しい働き方実験第一期研究生制度に参加したことがとても大きいです。

「失敗してもいい、実験だから」が勇気の源です。

これからも目標を持つことなく、実験感覚で新しいことにチャレンジしていきたいと思っています。人生は本当にトライ&エラーの連続ですね。

これから何か新しいことを始めたい!と思っている方にはぜひ一読していただきたい内容です✨やってみたいけど勇気がでない、、を後押ししてくれる研究員制度は現在第二期生を絶賛募集中です

これから、何かを始めたい方、今の仕事を変えていきたいと思っている方、未来を模索している方などなど、何かをはじめるきっかけとなってくれることと思います。今回は幸福学研究の第一人者の前野先生の企画もあり盛沢山の指定企画があるようです!興味のある方は奮ってご応募くださいね。締め切りは一週間後に迫っています🏃


私は今回第二期生には応募しませんでしたが、本当だったらやってみたい!これからは自分なりの実験をぼちぼちやっていきます。

皆さまも良き一日をお過ごしください💐



第35回上野の森美術館「日本の自然を描く展」
展覧期間:2022年8月11日(木・祝)~8月30日(火)
会場:上野の森美術館


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