久しぶりに空が描きたい
こんにちは。はっぴと申します。
ここのところ、更新がすっかり週1ペースになりつつあります。
1週間にあったことをざっとまとめ、優先順位をつけてぽつぽつ書く、ということを始めました。しかし、まとめ下手な私はこのような新しい生活習慣が無事に続くかどうか。「素直な気持ちで書く」ことを念頭に置いて書いていますが、気持ちが焦るとそれができなくなります。
最近は季節が良く、外出時に新芽や花などのスケッチをこまめにしていると、ついにはミクロの苔の世界に突入してしまい、ゼニゴケが椰子に見えてきて、やたらと可愛い!と思うようになってきたりと、新しい発見が目白押しです。
それはそれで良いのですが、少しは遠くを見てみようと、久しぶりに広い世界である空を描きたいと、数日前に撮った朝焼けの写真をもとに描いてみました。
◆空の色に癒される
昨日描いた朝焼けの絵は、ほぼ水色寄りの青色です。
部屋に飾ってみると、結構インパクトがあり、いきなり青が目に飛び込んできます。青というよりも「水色」か「空色」と言った方がしっくりくる、明るい色。
この水色を目の当たりにすると、心が明るくなります。
印刷インキの三原色の一つで、緑がかった青色の通称「シアン-Cyan-」という色があります。この色はもともと「暗い」という意味のギリシャ語であったようです。
青=暗いとは言っても、なぜ気持ちを明るくしてくれるのでしょうか。
青は自分の悲しみを表現して浄化してくれる色でもあるようです。知らず知らずのうちに気持ちが浄化されていったのかもしれません。
そして、パステル画は指を使って描くので、脳が刺激されて様々な想いが湧き出てくるので、脳が整理されて、もやもやした気持ちがスッキリしたのかもしれません。
本で調べていくと、青い色には「神聖」という意味もあり、イスラム教のモスクには青色が中心として取り入れられています。
はるか昔、アフガニスタンの山々で青い半貴石が発見され、採掘されるようになった。そのラピスラズリという鉱物から採れる青い顔料を古代メソポタミアやエジプトの人々は尊いものとして崇めた。中東では今も青は崇高な色で、不死のイメージと結びつく。そのため、神聖なモスクの天井には空を模すようにして青い色が使われている。
また、他の本にも青は神性のある特別な色だったと書かれています。
古代エジプトでは、青という色は神性と関連していました。
エジプトの神アメンは青い空に姿を隠して飛び、人々が本当には何をしているのかを見るために、肌を青くしたと言われています。
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アメンとはエジプトの太陽神だったようです。空を見て、神様がいる、というのは子供の頃は自然に思えていたことです。エジプトでは昔からそのように空に神様が隠れていて、私たちを見ている、と考えられていたのですね。
その昔、小学校低学年の頃、実家が宝石屋さんの友達に「どの宝石が一番好き?」と聞いて「トルコ石」と返事が返ってきたことを思い出しました。
トルコ石の名を知らなかった私は、その子に見せてもらって初めて、不透明な空色の宝石を知りました。今思えば、ターコイズという人気のある色の語源となった色です。
また、子供の頃、友達に1番好きな色は?と聴くと「水色」と答える子が多かったです。
思い返してみると青や水色は子供のころから身近な色だったのですね。
だから時々無性に空を描きたくなるのかもしれません。
自分の描いた絵を考察しているとこんなにも様々なことが学べるのはとても嬉しいことです。これからも色に込められた意味や歴史について勉強していきたいと思います。
また、調べてわかったことがあれば書いていこうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆さんも時々空を見上げて深呼吸していきましょう😮💨きっとお空から皆さまの頑張りを神様が見ていてくださるはずです。
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